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ツーパーソン制御(2名同時認証)

ツーパーソン制御(2名同時認証)とは

ツーパーソン制御(2名同時認証)とは、入退室管理システムの機能の一つで、入退室する際に入室権限のある人物が必ず2人必要な認証方法です。1人だけでは、入室はもちろん退室もできません。2人の照合が完了して、はじめて解錠・入退室が可能です。「ツーパーソンルール」「ダブル認証」と呼ばれることもあります。

なお、室内に3人以上在室している場合は、通常通り1人で入退室操作ができる場合もあります。室内に複数人が同時に在室していれば、人は「見られている」と感じ、不正が行いにくくなるでしょう。ツーパーソン制御を導入すると、心理的な抑止効果が働き従業員のモラル向上も見込めます。

また、アンチパスバック機能も利用すれば、入退室の正確な履歴を残せます。

ツーパーソン制御(2名同時認証)の導入事例

ツーパーソン制御は、データセンターや開発実験室のように、極めて高いセキュリティレベルが求められる施設で導入されています。入室権限を設定していても、1人で入退室ができれば不正の可能性はゼロではありません。必ず2人で入室し、2人で退室しなければならないルールは、不正行為抑制に効果的です。

また、アクセス権限を厳格化してセキュリティ性を高めたいシーンでも活用できます。例えば、ある特定の部屋のセキュリティレベルを高めたいと考えている場合、ツーパーソン制御の導入が有効です。入室権限をもつ人物が2人同時に照合を行わなければならないため、不正入室や共連れを防止できます。

すでに導入している入退室管理システムにツーパーソン制御が搭載されていれば、コストを抑えてセキュリティ性を高められるでしょう。

補足

ツーパーソン制御では、最初に入室する際と最後に退室する際にのみ、制限をかけることも可能です。万が一、出入り管理装置内のデータと実際の在室状態に不一致が発生した場合は、管理用パソコンからの遠隔操作などで救済処置を行う必要があります。

ツーパーソン制御と同じく、入退室管理システムの機能の一つであるアンチパスバック機能は、誤って認証せずに入室すると、退室できなくなるケースがあります。例としては、認証した人物と一緒に入室してしまい、本人は認証を行わなかった場合が考えられるでしょう。また、退室者と入れ替わるように入室してしまったケースも、照合を行っていないため記録が残っていません。

ツーパーソン制御でも同様の状況が考えられるため、必ず照合を行って入退室を行うよう注意が必要です。

ツーパーソン制御(2名同時認証)に関する用語一覧

セキュリティ
ICカード
生体認証
入退室管理システム
共連れ検出
アクセスレベル設定
タイムスケジュール設定
動線管理
アンチパスバック
グローバルアンチパスバック

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