女性が安全に一人暮らしをするための防犯対策!設備やグッズを紹介
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ホームセキュリティ
- 2024.03.5
CONTENTS この記事でわかること
女性の一人暮らしを狙う空き巣や強盗のニュースを目にすると、防犯対策の重要性を再確認するでしょう。「自分は大丈夫」と思いがちですが、犯罪者はどこに潜んでいるかわかりません。女性の一人暮らしは、特に防犯意識を強く持ちましょう。
今回の記事では、女性の一人暮らしを守る防犯グッズや安全な部屋を探すためのポイントを解説します。生活習慣の改善点も説明するので、ぜひ最後までご覧ください。
女性の一人暮らしは防犯を意識すべき理由
空き巣・強盗・下着泥棒・強制わいせつ・ストーキングなど、一人暮らしの女性を狙う犯罪は少なくありません。空き巣は男性の一人暮らしでも発生しますが、女性の場合は在宅時を狙って侵入するケースもあります。2階以上の物件でも侵入されてしまう恐れがあるため、防犯対策は必須です。
家の中に入り込まれてしまうと、外からは気づいてもらえません。まずは家の中に侵入させないための防犯対策が必要になります。加えて、女性の一人暮らしだと悟らせない生活習慣も大切です。
女性が安心して一人暮らしをするための防犯グッズ
女性が一人暮らしをする際、安全性を高めるためにおすすめの防犯グッズを紹介します。
- 窓に設置するなら
- ベランダに設置するなら
- 玄関に設置するなら
空き巣などの侵入経路になりそうな場所ごとに紹介します。賃貸でも導入しやすいグッズのため、不安がある方は検討してください。
窓に設置するなら
窓に設置する防犯グッズには次のようなものがあります。
- 防犯フィルム
- 補助錠
- 防犯ブザー
- ステッカー
選ぶポイントや詳細を解説します。
防犯フィルム
窓に防犯フィルムを貼ると、ガラスが割られにくくなります。空き巣は侵入に時間がかかると諦めやすくなるため、割れにくいガラスは空き巣を遠ざける効果が期待できます。また、震災時のガラス飛散防止としても効果的です。
外から中が見えないマジックミラータイプもあり、よりプライバシーを守りたい方におすすめです。なお、防犯フィルムは一部分だけ貼るより、窓ガラス全体に貼る方が効果があります。
補助錠
窓の補助錠は、サッシのレール部分に後付けできます。窓は空き巣の侵入経路になりやすいため、補助錠で侵入しにくくしましょう。
一定以上窓が開かないよう、固定できるタイプもあります。ただし、窓ガラスを割られてしまうと効果がありません。ほかのグッズとの併用が安心です。
防犯ブザー
窓用の防犯ブザーは、窓ガラスが割られたり開閉されたりと、異変を察知すると大きな音が出るものが一般的です。工事不要で、簡単に設置できます。大きな窓だけでなく、トイレなどの小さな窓にも設置しておくとより安心です。
ステッカー
窓に「防犯システム作動中」「防犯カメラ作動中」などと書かれたステッカーを貼るのも、空き巣を警戒させる効果があります。しかし、ステッカーだけでは心もとないため、ほかのグッズとの併用が望ましいでしょう。
「防犯カメラ作動中」と書かれたステッカーを貼っているのに、カメラが設置されていないと実際は防犯対策を行っていないと判断される可能性があります。
ベランダに設置するなら
ベランダに設置する防犯グッズには次のようなものがあります。
- センサーライト
- 防犯カメラ
設置する効果やポイントを解説します。
センサーライト
センサーライトは、人の動きに反応して自動的に点灯するライトです。ライトが光ると人目を引くため、空き巣に侵入を諦めさせる効果が期待できます。
壁に穴をあけずに設置できるライトもあるため、賃貸物件でも導入できます。
防犯カメラ
ベランダに防犯カメラを設置すると、不審者の侵入を抑制する効果が期待できます。センサーライトとセットで取り付けると、より防犯効果が高められます。
設置方法を事前に確認し、壁に穴をあける場合は事前に管理会社などに確認しましょう。
玄関に設置するなら
玄関に設置する防犯グッズには次のようなものがあります。
- 補助錠
- ドアスコープカバー
- 解錠防止グッズ
選び方やポイントを解説します。
補助錠
玄関はダブルロックが理想です。不在時に空き巣の侵入を防ぐだけでなく、在宅時の防犯対策にもなるからです。工事不要で取り付けられる補助錠も市販されており、簡単に設置できます。
可能であれば、鍵そのものを防犯性の高いものへ交換するのもよいでしょう。スマートキーも効果的です。
ドアスコープカバー
ドアスコープから室内を覗かれる可能性があります。カバーを設置すると、のぞき・盗撮を防止する効果があります。
テープやマグネットで塞いだだけでは剥がされてしまう危険があるため、防犯用製品が安心です。
解錠防止グッズ
空き巣が鍵を解錠しにくくするために、解錠防止グッズの設置も効果的です。
「サムターン回し」と呼ばれる手口を防ぐには「サムターン防止カバー」が有効です。ドアの隙間にバールなどを差し込まれないよう「ガードプレート」と呼ばれる製品もあります。
賃貸物件では玄関の鍵を交換するのは難しいかもしれませんが、解錠防止グッズは簡単に取り付けられます。鍵のタイプに合わせた製品選びが重要です。
女性の一人暮らしで大切な部屋探しのポイント
女性が一人暮らしをする場合、部屋探しから防犯意識を持ちましょう。部屋探しをする際、次のようなポイントを大切にしてください。
- 設備が充実しているか
- 共用部分は整頓されているか
- 周辺の治安は安定しているか
- 夜道は明るいか
- ベランダや窓が死角になっていないか
それぞれ解説します。
1.設備が充実しているか
物件の設備を確認し、防犯性の高さを確認しましょう。防犯系の設備には次のようなものがあります。
- オートロック
- TVモニター付インターホン
- 防犯カメラ
- ホームセキュリティ
- ダブルロックやカードキー
- 防犯ガラス 、シャッター
- 室内用物干
- 浴室乾燥機
- 宅配ボックス
すべてを満たす物件は難しいため、不安がある部分は防犯グッズを併用しましょう。また、基本的に部屋は2階以上が安心です。
設備以外では、管理人が常駐しているマンションも防犯性が高いです。オートロックのみでは、不審者の侵入を防げない場合があります。管理人がいると、不審者に声をかけてくれるため侵入しにくくなります。
また、宅配ボックスがあれば、配達の際に部屋の鍵を開ける必要がありません。宅配ボックス付きの物件なら積極的に利用しましょう。
2.共用部分は整頓されているか
内見時には、共用部分も忘れずにチェックしましょう。エントランス・廊下・階段・エレベーター・ゴミ置き場が整頓されているかどうかで、管理が行き届いているかどうかがわかります。駐輪場や集合ポストが荒れている場合、住人のマナーが悪い可能性があるため注意が必要です。
3.周辺の治安は安定しているか
物件周辺の治安も、事前にチェックすべきポイントです。自治体や警察が犯罪発生件数を発表しているため、参考にしてください。
また、実際に自分の目で見て確認しましょう。できれば昼・夜の両方の様子を確認するのがおすすめです。繁華街が近いと、人通りが多い分酔っ払いも増えます。反対に、ファミリー層が多い地域は見回りも多く、防犯意識が高い傾向があります。
最寄りの駅やバス停から、実際に歩いてみると雰囲気がつかめるでしょう。
4.夜道は明るいか
夜道が明るいかどうかもチェックしておきましょう。駅から近くても、時間帯によっては暗くなる可能性があります。実際に住んだところ、夜道が暗くて後悔した女性も少なくありません。
街灯の数や人通りの量を確認しておきましょう。暗くなるようなら、回り道をしてでも明るい道を通る方が安全です。近くにコンビニや交番があると、何かあったときに頼りになります。
ただし、夜道が明るくても、スマートフォンを見ながら歩いたり、イヤホンをしたりしていると不審者に気づきにくくなります。夜道の歩き方に気をつけましょう。
5.ベランダや窓が死角になっていないか
ベランダや窓が死角になっていると、人目を気にする必要がないため不審者が侵入しやすくなります。また、ベランダの近くに配管や木があると、足場にされるため注意が必要です。
そのほかに、隣接する建物から屋根を伝って侵入する手口もあります。2階以上のベランダでも、屋上からロープなどで侵入する空き巣もいるので安心できません。ベランダに面する窓は大きいものが多いため、侵入されやすいので注意しましょう。
女性を守る!防犯を意識した生活習慣
一人暮らしの女性が身を守るには、生活習慣も防犯を意識して見直す必要があります。防犯性の高い生活習慣には以下のようなものがあります。
- こまめに戸締まりをする
- 女性用の衣類をベランダに干さない
- 郵便受けに郵便物を放置しない
- 一人暮らしだとわからないようにする
- 相手を確認してからドアを開ける
取り入れられそうなものから実践していきましょう。
1.こまめに戸締まりをする
短時間出かけるだけでも、こまめに戸締まりをしましょう。また、部屋に入ったらまず鍵を閉める習慣も大切です。靴を脱いでいる間・荷物を置いている一瞬の隙を狙って侵入されてしまいます。出かける際は、窓の鍵も忘れずにチェックしてください。
自宅にいるからといって、窓を開けたままにしていると侵入される可能性があります。部屋が1階だったり、死角になっていたりする場合、開けたままにしない方が安全です。特に夏は、暑くても夜寝る時も開けたままにするのは止めましょう。
2.女性用の衣類をベランダに干さない
衣類をベランダに干すと、女性の部屋だとわかってしまうため避けた方が安心です。同様に、外から見えるカーテンにも配慮しましょう。シンプルな色・柄は、女性の部屋だと悟られにくいためおすすめです。
どうしても洗濯物をベランダに干したい場合は、男性物の衣類を一緒に干す・タオルなどで隠すといった方法があります。また、洗濯物は干したままにしておくと不在を悟られるきっかけになるため注意しましょう。
3.郵便受けに郵便物を放置しない
郵便受けに郵便物を放置すると、宛名を見られ個人情報が漏れる可能性があります。郵便物を溜めないのはもちろん、集合ポストには鍵をかけましょう。
また、郵便物が放置されていると、不在にしがちだと判断されて空き巣に狙われやすくもなります。
4.一人暮らしだとわからないようにする
表札にフルネームを記載すると、女性の一人暮らしだとわかってしまいます。氏名も個人情報のため、悪用される可能性を考えましょう。何も記載しないのが一番ですが、表札を出す場合は苗字のみが安心です。
郵便物を捨てる場合は、氏名がわからないよう細かく切るなど配慮しましょう。
5.相手を確認してからドアを開ける
チャイムが鳴ったからといって、すぐにドアを開けるのは危険です。宅配業者を装った犯罪もあるため、カメラ付きのインターホンで確認したり、ドアチェーンをかけたまま対応したりしましょう。宅配ボックスがある場合は積極的な利用がおすすめです。
知らない訪問者の場合は、安易に応答しない方が無難です。宗教勧誘・押し売りの可能性があります。
一人暮らしの女性は安全のために防犯グッズを取り入れよう!
女性が一人暮らしをしていると、予期せぬ犯罪に巻き込まれる可能性があります。生活習慣に気を配るとともに、防犯グッズを取り入れて安全を確保してください。手軽に取り入れられるグッズがあるため、できるところから始めるとよいでしょう。
盲点になりやすいのがベランダです。防犯カメラを導入すると、空き巣に防犯意識の高さをアピールできる効果もあります。
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Q&A
Q.一人暮らしの女性が防犯を意識した方がよいのはなぜですか?
A.空き巣・強盗・下着泥棒・強制わいせつ・ストーキングなど、一人暮らしの女性を狙った犯罪があるためです。
Q.手軽にできる防犯対策にはどのようなものがありますか?
A.窓・ベランダ・玄関に防犯グッズを設置しましょう。工事不要のグッズもあるため、賃貸でも手軽に取り入れられます。
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