セキュリティゲートの利用シーンを紹介!メリット・デメリットも解説
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セキュリティゲート
- 2023.02.17
CONTENTS この記事でわかること
セキュリティゲートといえば、どのようなシーンを思い浮かべるでしょうか。よく目にするものとして電車の改札口に設置されているゲートは、セキュリティーゲートの一つです。そのほかにも、オフィスや店舗・テーマパークの出入り口など、身近な場所でもセキュリティゲートは導入されています。
この記事では、セキュリティゲートが利用されているシーンを紹介し、導入するメリット・デメリットについて解説します。導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
セキュリティゲートの利用シーンを紹介!
セキュリティゲートを設置する主な目的は、不正侵入の検知・防止です。また、入退室管理などの別システムと連携して、利用するケースも多く見られます。
はじめにセキュリティゲートの利用シーンや、どのような目的で利用されているかを見ていきましょう。
教育機関での利用
セキュリティゲートは、大学や専門学校などの教育機関の建物内で導入されています。例えば、図書館の出入り口にセキュリティゲートを設置すれば、学生証や顔認証などを用いての入退室管理などが可能になるためです。
さらに、学校関係者以外の利用を制限できるメリットもあります。セキュリティゲートがあれば、出入り口に人員を配置する手間もなくせるでしょう。
医療現場
医療現場では感染症対策として、入院患者と一般患者のエリアを分断する目的で利用するケースが多く見られます。病院に来院した患者が安心して診察を受けられるようにするのが目的です。
近年、自動検温機能やマスク管理機能も兼ね備えたセキュリティゲートも増えています。また、入退室管理システムと連携させて、病院に勤めている職員の勤怠管理としての利用も可能です。
オフィス
セキュリティゲートは、オフィスでも利用されています。オフィスにセキュリティゲートを設置する目的は、関係者以外の侵入抑止や来訪者の入退室管理、情報漏洩防止などさまざまです。
オフィスに設置する際には、オフィス空間に馴染むシンプルなデザインの製品が適しています。導入する際には、違和感を感じさせないシンプルな製品を選ぶとよいでしょう。
スーパーやコンビニなどの店舗
スーパーやコンビニなどの店舗でもセキュリティゲートは利用されています。持っている会員カードをセキュリティゲートにかざせば、誰が何時に入店したのかを店側が把握できる仕組みです。
また、ほかのシステムと組み合わせれば、さらに店舗のセキュリティを強化できます。例えば、会計が済んでいない商品を検知できるシステムと連携すれば、万引きなどを防止できます。セキュリティゲートは、店舗のセキュリティ強化の手段としても有効です。
工場
工場では、主に共連れ防止を目的にセキュリティゲートを導入する企業が多く見られます。
工場にセキュリティゲートを設置する場合は、一人ひとりを確実に認証するアーム式が最適です。アーム式であれば、一人ひとりがアームを回転させてから通行する必要があるため、共連れを防止できます。
工場内には、社内で厳重に管理しなくてはいけない機密情報もあるはずです。そのような場合には、セキュリティゲートを用いて不正持ち出し等を未然に防ぎましょう。
セキュリティゲートを導入するメリット
セキュリティゲートを導入するメリットは下記の三つです。
- 不法侵入を防止できる
- 人員コストの削減にもつながる
- 来訪者にとっても利用法がわかりやすい
セキュリティゲートの導入を検討する際には、具体的にどのようなメリットを得られるのかを把握しておきましょう。
この章では、セキュリティゲートを導入するメリットについて詳しく解説します。
不法侵入を防止できる
一つ目のメリットは、不法侵入を防止できる点です。建物の出入り口にセキュリティゲートを設置すれば、事前に入館許可が下りている関係者以外は建物へ入れなくなります。
誰でも建物内に出入りできる状態の場合、社内で厳重に管理している機密情報が漏洩するリスクが考えられます。セキュリティゲートで不法侵入を防止すれば、外部の人間による不正持ち出しがなくなるため、情報漏洩のリスク軽減につながるでしょう。
また、来訪者の入退室管理や、社員の共連れ防止としてもセキュリティゲートは有効です。さらに、セキュリティゲートの設置によって、外部からセキュリティ対策を行っている企業だと認識してもらえるようになり、企業の信頼向上にもつながるでしょう。
人員コストの削減につながる
二つ目のメリットは、人員コストの削減につながる点です。セキュリティゲートを設置すれば、警備員を出入口付近に配置する必要がなくなります。セキュリティゲートによって入館できる方・入館許可がない方を即座に判別できるようになり、警備員を配置しなくても済む分、人件費の削減につながるのです。
さらに、入館者の体温チェックやマスクの有無など、チェック作業をおこなっているスタッフの数・コストも削減できます。自動検温機能やマスク管理機能などを搭載している製品を導入すれば、スタッフによるチェックが不要になり、さらに人件費を削減できるでしょう。
来訪者にとって利用法がわかりやすい
三つ目のメリットは、来訪者にとって利用法がわかりやすい点です。セキュリティゲートは、多くの方が普段から利用する場所でもある駅の自動改札やテーマパーク等の出入り口などに設置されています。
普段から目にする機会が多い分、わざわざ通過の仕方等の説明を受けなくても直感的な利用が可能です。万が一普段から利用していない場合であっても、セキュリティゲートの形状から利用に迷うケースは、ほぼないと考えられます。
また、企業側にとっても、利用法の説明を来訪者にする必要がなくなり、人員コストを掛けずに済む点がメリットだといえるでしょう。
セキュリティゲートのデメリット
セキュリティゲートを設置すれば、多くのメリットを得られますが、デメリットも存在します。導入を検討する際には、セキュリティゲートのデメリットも認識しておきましょう。
この章では、セキュリティゲートのデメリットについて解説していきます。
高額な初期コストがかかる
一つ目のデメリットは、高額な初期コストがかかる点です。セキュリティゲートを導入する際には、数百万単位の高額な費用が発生する可能性がある点は、認識しておきましょう。セキュリティゲート1台あたり100万円以上するケースも決して珍しくはありません。
ただし、一度セキュリティゲートを導入すれば、中長期的な人件費削減につながります。長く利用した分だけ、初期コストに見合った効果が期待できます。
まずは、現時点で出入り口付近に警備員を何人ぐらい配置しているのか、月あたりどれくらいの人員コストが発生しているのか等を把握するようにしましょう。
利用するには電気が必要
二つ目のデメリットは、セキュリティゲートを利用する際には電気が必要になる点です。そのため、セキュリティゲートを設置した建物内で停電が起き、電気が使えない状況になると、セキュリティゲートを利用できなくなる恐れがあります。
ゲート自体が利用できなくなると、誰でも自由に出入りできる状態になり、情報漏洩などのセキュリティ事故につながる可能性が高くなるでしょう。
そのため、停電などのアクシデントを想定し、事前に対策方法を考えておく必要があります。例えば、停電時は常駐している警備員がチェックを担当するなどの対策が考えられます。停電時に一定時間電力を供給する「UPS(無停電電源装置)」の利用もおすすめです。
さまざまなシーンで利用できるアートのセキュリティゲート
アートのセキュリティゲートは、スタイリッシュかつ解放感のあるデザインが魅力のセキュリティゲートです。ASGシリーズ「フラッパーゲート」とASGシリーズ「スウィングゲート」の2種類から選択できます。
アートのセキュリティゲートは、幅広いシーンで利用できる点が特徴であり、ビルや図書館などでの入退館ゲートや、工場内の特定エリアの入退室ゲートなどでの利用が可能です。
ASGシリーズのフラッパーゲートは、建物内の入室を制限したいエリアへの設置に適しています。小型かつオープンなイメージになっているため、どの場所にも設置しやすい点が大きな魅力です。
ASGシリーズのスウィングゲートは、施設や店舗など簡易的に入場者をチェックしたいエリアへの設置が適しています。設置スペースが狭い場所であっても、簡単に取り付けられる点がスウィングゲートの魅力です。スウィングゲートは15㎏と軽量となっており、持ち運びや設置等の負担は大きくありません。容易に取り付け作業をおこなえるため、工場や建築現場などで利用されるケースが多く見られます。
「アート セキュリティゲート」のポイント
開放的な空間に最適な洗練されたデザイン
アート セキュリティゲートは、薄型で透明アクリルを使用しています。そのため、開放的な空間に特に最適です。シンプルなデザインになっているため、さまざまな場所に違和感なく設置できます。
狭い場所にも設置可能
ASGシリーズのフラッパーゲートは、本体幅130mm・長さ1503mmの省スペースを追求した筐体となっています。そのため、狭い場所にも設置しやすい点が特徴です。限られた狭いスペースであっても、スムーズに設置できます。
ASGシリーズのスウィングゲートは、スウィング型の筐体で15kgとフラッパー型のセキュリティゲートよりも軽いため、イベントなどの臨時的な利用に最適です。スウィングゲートは、1台で利用する場合は片開きゲートとして、2台で利用する際には両開きゲートとして利用できます。
多彩なカードリーダーや顔認証リーダーに対応
アートのセキュリティゲートは、非接触カードリーダー(FeliCa、MIFAREⓇなど)や生体認証リーダー、顔認証リーダーにも対応しています。また、アート製に限らず他社リーダーの取り付けも可能です。
セキュリティゲートの利用シーンを参考にして、自社の目的に合わせて導入しよう!
セキュリティゲートは、オフィスや医療機関、店舗など、さまざまな場所で利用されています。導入する際の初期コストは高額ですが、中長期的な人件費の削減を実現できる点が大きなメリットです。
アートのセキュリティゲートはスタイリッシュで洗練されたデザインが特徴であり、狭い場所にも設置できます。さまざまな場所で利用できるため、自社の規模・目的に合わせての活用が可能です。
セキュリティゲートをお探しの方や、企業のセキュリティ強化を実現したいと考えている方は、アートのセキュリティゲートをご検討ください。
Q&A
Q:セキュリティゲートはどのようなシーンで利用されていますか?
A:大学や専門学校などの教育機関の建物内や医療現場、オフィスなどで利用されています。ほかにも、工場や店舗など、セキュリティ強化を目的にさまざまな場所で利用されています。
Q:セキュリティゲートを導入する際の注意点はありますか?
A:導入する際に高額な初期コストが発生する点です。セキュリティゲートは電気がないと利用できないため、停電が発生した際の利用方法についても事前に考える必要があります。