スマートロックを無人店舗で活用した事例を紹介!利用メリットも解説!
-
スマートロック
- 2023.03.17
CONTENTS この記事でわかること
スマートロックとは、鍵を使用せずにスマートフォンなどで施錠管理ができる仕組みです。私たちの暮らしを快適にしてくれる便利な仕組みであり、近年拡大している無人店舗の運営でも利用されています。
この記事では、スマートロックを無人店舗で活用した事例をご紹介します。スマートロックを利用するメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
無人店舗でスマートロックを活用した事例
近年、スマートロックを採用し、無人店舗を運営する店舗が増えています。無人店舗運営側は、受付を担当するスタッフ数を減らして、コスト削減や社員の負担軽減につなげられます。お客様側は、スタッフがいない時間帯でも店舗利用が可能となり、自分の好きなタイミングで利用できる点が魅力です。
はじめに、無人店舗でスマートロックを活用した事例を4つ紹介します。
アパレル店舗
アパレル店舗では、スマートロックを活用した無人運営を行う店舗が増えています。服を選ぶ際には、自分のペースで選びたい、他人の目を気にせずにゆっくり選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。無人運営を実施しているアパレル店舗であれば、人目を気にせず、自分のペースで服を選べるようになります。
さらに、スマートロックと予約システムなどを連携すれば、顧客がいつでも好きな時間に店舗へ行く時間を設定でき、利便性や顧客満足度の向上にもつながります。顧客がそれぞれバラバラな時間に利用すれば、感染症対策にもつながるでしょう。
フィットネスジム
フィットネスジムでも、無人運営を実施する店舗が増えています。フィットネスジムでは、近年の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、スマートロックを導入する無人店舗が増加しました。
フィットネスジムにスマートロックを導入すれば、24時間いつでも店舗に行ってトレーニングできるようになります。店舗側にとってのメリットは、スタッフが常駐しない状態でも店舗を運営でき、人員コストを削減できる点です。
セルフ脱毛サロン
セルフ脱毛サロンとは、自分で脱毛器を操作する形の新しいタイプのサロンを指します。一般的な脱毛サロンの場合、店舗のスタッフが脱毛処理やアフターケア、受付作業等を担当する形です。一方でセルフ脱毛サロンの場合は、スタッフが常駐していなかったり、していたとしても限定した時間帯だったりします。
セルフ脱毛の場合、一般的な脱毛サロンよりも料金が安く、かつプライバシーが完全に守られている点が特徴です。脱毛サロンに対して料金や恥ずかしさなどから利用を躊躇する方であっても、気軽に利用できる点が魅力です。
従来のセルフ脱毛サロンの場合、受付スタッフが常駐しているケースが大半でしたが、最近では「完全無人店舗」として運営している企業が増えています。
温泉施設
温泉施設でもスマートロックを導入するケースが多く見られます。温泉施設の場合、お風呂に行くタイミングで鍵を持ち歩く必要があり、鍵を持っている方に合わせて行動する必要がありました。
温泉施設にスマートロックを導入し、利用する方全員が利用登録をすれば、鍵を持ち歩く手間や、鍵を紛失するリスクを解消できます。スマートロックの導入によって、温泉施設を快適に利用できるようになるでしょう。
スマートロックを利用するメリット
スマートロックは店舗だけではなく、マンションやオフィスなどでも利用されています。実際にスマートロックを利用した経験がない方にとっては、スマートロックを導入してどのようなメリットを得られるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この章では、スマートロックを利用するメリットについて詳しく解説します。
離れた場所からでも施錠状況を確認できる
一つ目のメリットは、離れた場所からでも施錠状況を確認できる点です。スマートロックは、スマートフォン等で施錠管理ができるため、外出先であっても施錠状況をいつでも確認できます。鍵を閉め忘れていないか不安がある方にとっては、大きなメリットだといえるでしょう。
また、スマートロックのリモート操作機能を利用すれば、遠隔からでも扉を解錠できるようになります。鍵を持ち歩くのを手間に感じたり、紛失しないか不安に感じたりする方は、スマートロックの導入がおすすめです。
施解錠の履歴を残せる
二つ目のメリットは、施解錠の履歴を残せる点です。スマートロックでは、いつ・誰が扉を開閉したのか、またその時刻が記録されるため、仮に不審な履歴があればすぐに気付けます。すぐに気付くことができれば、適切なセキュリティ対策を講じられるようになるでしょう。
また、解錠に関する履歴は、警察へ捜査を依頼した際の証拠としても活用できます。不法侵入に対して即座に対応してもらうためには、侵入された形跡を示す解錠履歴は非常に有効です。スマートロックを導入すれば、自宅のセキュリティをより強化できるでしょう。
スマートフォンから簡単に合鍵を発行できる
三つ目のメリットは、スマートフォンから簡単に合鍵を発行できる点です。スマートロックでは、スマートフォン上で鍵の代わりになるURLを簡単に発行できます。
スマートロックで発行したURLや鍵IDは、基本的に日にちや時間を指定した状態で発行される点が特徴です。1度きりしか使用できない仕組みであるため、第三者に悪用される可能性は非常に低くなり、セキュリティ面でのリスクを抑えられます。
利用者にとって利便性が高い機能を多く搭載している点が、スマートロックの魅力だといえるでしょう。
スマートロックを利用する際の注意点
スマートロックにはさまざまなメリットがありますが、利用する際の注意点もいくつか存在します。スマートロックの導入を検討する際には、メリットだけではなく、注意点も押さえておかなければなりません。
この章では、スマートロックを利用する際の注意点について解説します。
充電が切れると利用できなくなるケースもある
一つ目は、スマートフォンの充電が切れると利用できなくなるケースがある点です。例えば、鍵の役割であるスマートフォンの充電が切れた場合、スマートロックの操作ができなくなります。
そのため、スマートフォンの充電が減らないように、外出先で使いすぎないように注意しなければなりません。1日中外出するケースや、外出先での充電が難しいケースなどの場合、ポータブルバッテリー充電器を持ち歩くとよいでしょう。
また、物理鍵と併用できるタイプのスマートロックを利用するのも一つの手です。このタイプであれば、充電が切れてしまったときでも物理鍵で扉の施解錠をおこなえます。
初期費用が発生する
二つ目は、初期費用が発生する点です。スマートロックは便利な機能を多く搭載しているため、物理的な鍵よりもコストが掛かります。安くても2万円ほどの初期費用が発生するため、ある程度の予算を準備しておく必要がある点を認識しておきましょう。
スマートロックは、製品によって費用が大きく異なります。そのため、導入を検討する際には、他製品と価格や搭載機能等を念入りに比較したうえで検討するようにしましょう。
予算が限られている方の場合、サブスクリプション型のスマートロックが最適です。サブスクリプション型であれば、初期費用を抑えたうえで、毎月決められた料金を支払って利用できます。
ドアのタイプによって設置できないケースもある
三つ目は、ドアのタイプによって設置できないケースがある点です。例えば、ドアノブにサムターンがついているためスマートロックを被せられないケースがあります。また、周囲に十分なスペースがない場合、スマートロックの設置は困難です。ドアの形状によって選べる製品が限定される点は、事前に認識しておきましょう。
さらに、取り付けられる製品の対応によっては、工事が必要になるケースもあります。大掛かりな工事が必要になり、工事費用が高額になる可能性もゼロではありません。
まずは、どの場所にスマートロックを設置するのか、どのタイプであれば設置できるのかを確認する作業から始めていきましょう。
さまざまな場所で利用できるアートの「ALLIGATE」
アートの「ALLIGATE」は、さまざまな場所で利用できるクラウド型の入退室管理システムです。例えば、オフィスや無人運営の店舗、病院、学校などに設置でき、幅広い用途で利用できます。
ALLIGATEは、ユーザー登録や入退室権限の付与、複数拠点の一元管理なども可能です。スマートフォンのアプリや社員証等のICカードを利用して瞬時に解錠できるため、物理鍵の受け渡しや、紛失・複製などリスクをなくせるメリットがあります。
入退室ログをクラウド上ですぐに確認できる機能も搭載しているため、企業のセキュリティ強化にも最適です。
「ALLIGATE」のポイント
さまざまな扉に設置できる
ALLIGATEは、開き戸や引き戸、自動ドア、ガラス扉など、さまざまなタイプの扉に設置できる点が魅力です。リプレイス時でも既存設備を再利用し、低コストで設置工事を進められます。
社内ネットワークを構築せずに低コストで導入できる
ALLIGATEは、LTE内蔵の通信機器を利用したクラウド型のサービスです。社内ネットワークへの接続や、拠点間のネットワーク構築などの作業が不要になるため、低コストで導入できるメリットがあります。
充実したサポート体制
ALLIGATEでは、充実したサポート体制も魅力の一つです。24時間365日でのサポートを実施しており、故障した際の製品保証もあります。
契約期間中であれば、経年劣化などでの故障に対しても無償での機器交換が可能です。
スマートロックは無人店舗運営に最適!生産性向上にもつながる!
スマートロックは、無人店舗運営で不可欠な機能の一つです。店舗にスマートロックを導入すれば、無人店舗での運営が可能になり、店舗のコスト削減や生産性向上につながります。
さらに、施解錠の履歴なども確認できるため、店舗のセキュリティ強化にも最適です。
アートの「ALLIGATE」はさまざまな場所で利用できるクラウド型入退室管理システムです。無人運営の店舗はもちろん、オフィスや病院、学校などにも設置でき、幅広い用途で利用できます。
初期費用を抑えてセキュリティ強化を実現したいと考えている方は、アートの「ALLIGATE」の導入をご検討ください。
Q&A
Q:無人店舗運営を行う店は増えていますか?
A:無人店舗運営を行う店舗は年々増えています。例えば、アパレル店舗やフィットネスジム、セルフ脱毛サロン、温泉施設などでは、スマートロックを活用して無人店舗運営を実現している店が増えています。
Q:スマートロックのメリットは何ですか?
A:スマートロックの主なメリットは、離れた場所からでも施錠状況を確認できる点です。外出先からでも扉の施錠状況をスマートフォンなどで簡単に確認できます。
クラウド型入退室管理システム「ALLIGATE」
-
ポイント1
社内ネットワークの構築が要らず、低コストで導入可能
ポイント2
さまざまな扉に設置できるため、既存設備のまま活用できる