駐車場に最適な防犯カメラの位置を解説!防犯カメラの選び方もご紹介
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監視カメラ
- 2023.04.28
CONTENTS この記事でわかること
駐車場のセキュリティ対策には、防犯カメラの設置が効果的です。防犯カメラの設置は、車上荒らしやいたずらなどの犯罪の抑止につながります。また、映像の録画記録を使い、トラブルの原因究明や証拠収集に利用できるのも特徴です。しかし、防犯カメラは製品選びや設置位置を間違うと効果的な運用ができません。
そこで本記事では、駐車場に防犯カメラを設置する際の最適な位置について解説します。駐車場に適したカメラの種類や機能をチェックし、設置場所に適した製品の選び方を参考にしてください。
防犯カメラの種類
防犯カメラは種類によって形状が異なります。屋外用ではバレット型とドーム型の2つがよく利用されています。
バレット型は箱のような形をしており、一定方向の撮影に適したカメラです。カメラ本体にカバーがついているため、屋外で使用しても雨などの影響を受けにくいのが特徴です。また、カメラ本体が大きく存在感があります。そのため、犯罪抑止として利用する際に効果的なカメラです。
一方で、ドーム型は丸みがあり威圧感を感じさせないデザインのカメラとなっています。照明のように天井に貼り付けて利用できます。外部からは、撮影されているかがわかりにくいのが特徴です。さらに、可動範囲がバレット型よりも広い製品が多いため、死角が少ない点がメリットとなっています。
駐車場に防犯カメラを設置するメリット
ここでは、駐車場に防犯カメラを設置するメリットについて解説します。防犯カメラには犯罪抑止効果があるほか、映像の記録を犯罪者の特定などに利用できる点がメリットです。
防犯カメラの設置で駐車場内で起きたトラブルの早期解決につながったり、犯罪件数を減らしたりできます。導入前にメリットを詳しくチェックしましょう。
車上荒らしなどの犯人を特定できる
誰でも出入りができる駐車場では、車上荒らしや車へのいたずら、事故などのさまざまなトラブルが起きる可能性があります。人気がない場所のトラブルは後になってから発覚するケースが多いため、駐車場内でのトラブルにお困りの方も多いのではないでしょうか。
防犯カメラの映像があると犯人を特定できる確率が高まります。映像が記録されていれば犯罪の証拠となり、犯人の特定も可能です。そのため、防犯カメラを設置しておくと、無人の駐車場や、夜間は管理人がいない駐車場などでトラブルが起きた際も安心です。
犯罪の抑制効果がある
防犯カメラは設置してあるだけで、犯罪の抑止効果が得られます。防犯カメラがある場所では、見られている意識から犯罪行為に及ぶ人物が少なくなるため、犯罪の抑止効果があるといえるでしょう。
また、犯罪の抑止を目的に防犯カメラを設置する場合は、バレット型カメラのように大きく、存在感がある防犯カメラを設置するのがおすすめです。防犯カメラの撮影範囲が広いほど犯罪の抑止効果が得られるため、複数のカメラを設置するのも有効です。
駐車場内のトラブルを長期間記録できる
防犯カメラの映像は長期間録画できるため、駐車場でトラブルが起こった際も過去の映像を検証できます。例えば、車への当て逃げやいたずらにあとから気づいた場合も、防犯カメラの映像を遡って検証すれば、犯人の特定や証拠の収集に役立つでしょう。
防犯カメラの映像を記録する際にはレコーダーが必要です。レコーダーは、機種によって映像を保存できる期間が異なります。レコーダーの容量が大きければ大きいほど、映像を保存できる期間が長くなるのが特徴です。レコーダーを選ぶ際は、映像の保存期間を決めてから製品選びをしましょう。
駐車場におすすめな防犯カメラの設置位置
防犯カメラの設置位置によっては、犯罪抑止効果が得られなかったり、トラブルが起きたりする可能性があります。そのため、防犯カメラは効果的な位置に取り付けるようにしましょう。
ここでは、駐車場に防犯カメラを設置する際に犯罪の抑止として効果的で、安全に運用できる位置について解説します。防犯カメラ設置後のトラブルを防ぐために、設置する位置について詳しくみていきましょう。
外から見えやすい位置
駐車場に防犯カメラを設置する場合は、外から見えやすい場所に設置しましょう。防犯カメラが設置してあるだけで、犯罪の抑止効果が見込めるためです。防犯カメラの存在をアピールしたい場合には、小型なドーム型よりもバレット型のような大型のカメラの方がより効果的です。
また、外から見えやすい位置に設置する防犯カメラは、電源が入っていないダミーでも効果があります。防犯カメラの管理やランニングコストが気になる場合は、ダミーカメラを利用してみるのも一つの方法です。
手が届きにくい高い位置
防犯カメラを低い位置に設置すると、いたずらされたり、壊されたりする可能性が高くなります。そのため、防犯カメラは他人が簡単に手の届く位置には設置しないようにしましょう。
また、低い位置に設置した場合、防犯カメラで撮影できる範囲が狭くなる点もデメリットです。より広範囲の映像を記録したい場合は、柱や屋根などの高い位置に防犯カメラを設置しましょう。
防犯カメラの種類によって映せる範囲は異なります。設置場所に合った性能のカメラを、適正な位置に設置するようにしましょう。
駐車場に適したカメラの選び方
駐車場は屋外にあったり、暗い場所にあったりするため、設置場所ごとに適した防犯カメラを選ぶ必要があります。特に屋外にある駐車場の場合は、天気や時間帯で明るさや暗さの影響を受けるため、カメラ選びの際には注意しましょう。
また、防犯カメラでどの程度の範囲を映すか、どの程度の画質が必要かなどを先に決めてから製品選びをしましょう。ここでは、駐車場に適した防犯カメラの種類や性能について解説します。
死角が少ないもの
防犯カメラを使って駐車場の広範囲を監視する場合は、死角が少ないカメラを選びましょう。例えば、画角が広い広角レンズがついているカメラがおすすめです。死角を利用した犯罪に対処するためには、防犯カメラの撮影範囲に注意しましょう。
また、ドーム型カメラはどこを撮影しているか外から見えにくいため、死角を悟られず犯罪抑止効果が高いのが特徴です。一定方向の監視に適したバレット型カメラを使用する場合は、角度を変えて複数台設置しましょう。
逆光や暗所でも映るもの
車上荒らしなどの被害は、人気がない夜間に発生する場合が多いため、駐車場に防犯カメラを設置する際は夜間もしっかりと撮影できるものを選びましょう。赤外線を使った暗視撮影ができる製品を選ぶと、夜間の映像も鮮明に記録できるため安心です。
また、日中は日差しで逆光の影響を受ける場合があります。逆光で人物の顔などが黒く映ってしまうと、犯人の特定などができません。そのため、逆光や暗所の影響を受けないように、設置場所に合わせて補正機能が付いた防犯カメラを選びましょう。
高画質なもの
駐車場で当て逃げなどのトラブルが起きた場合は、防犯カメラの映像が証拠となり、犯人を特定できるケースがあります。犯人の顔や車両ナンバーが映像にはっきりと映っていれば証拠として利用可能です。そのため、防犯カメラは画素数が多く画像が鮮明に映るものを選びましょう。
画素数が低い防犯カメラでは、顔や車両ナンバーが不鮮明で読み取れない場合があります。映像を記録できていても、犯人を特定するための情報が不鮮明では防犯カメラの設置効果が見込めません。駐車場を広く見渡せる防犯カメラを導入したい場合は、遠い場所も鮮明に撮影できる望遠レンズがついた製品がおすすめです。
アートの「ネットワークカメラ」と「ネットワークビデオレコーダー」
ここでは、アートが提供する「赤外線ネットワークカメラ」と「ネットワークビデオレコーダー」をご紹介します。屋外での利用に適したカメラと、長期間の映像記録を保存できるレコーダーをお探しの場合はぜひチェックしてください。
また、アートでは24時間対応のサポート体制が充実しています。そのため、カメラやレコーダーの設置から運用中のトラブルまで、迅速なサポートが可能です。
「赤外線ネットワークカメラ」
アートの赤外線ネットワークカメラは、イメージセンサーを搭載しています。そのため、明るい場所だけでなく暗い場所でも、高い解像度の映像を記録できるのが特徴です。日光の影響を受けやすい駐車場や、照明が弱く暗い環境下の駐車場での利用に適しています。
ネットワークカメラには、ドーム型の「Z-NDC0-02」とバレット型の「Z-NBC0-03」の2タイプがあります。どちらも屋外での利用を想定しているため高い防水性能があり、屋外の駐車場でも問題なく利用できるカメラです。設置場所に合わせて、使いやすいタイプのカメラを選んで利用できます。
「4K対応ネットワークビデオレコーダー」
4K対応ネットワークビデオレコーダーは、ネットワークカメラ専用のレコーダーです。アナログビデオレコーダーよりも鮮明な映像を記録できます。そのため、駐車場内で起きたトラブルをあとからチェックする際も、高画質な映像で検証が可能です。
また、ネットワークビデオレコーダーはインターネットを利用して、離れた場所から防犯カメラの映像をチェックできるのが特徴です。さらに、容量によって4〜8台のネットワークカメラを接続して運用できます。複数台のカメラで死角をカバーしつつ、駐車場のセキュリティ対策として利用したい場合に最適です。
駐車場の防犯カメラは設置位置と機能に気をつけて選ぼう
駐車場に防犯カメラを設置すると犯罪抑止効果があり、無人の駐車場や管理人がいない時間帯のセキュリティ対策として有効です。さらに、トラブルが起きた場合も映像記録を利用して、犯人の特定が可能になるため、トラブルの早期解決にも繋がります。
防犯カメラを効果的に利用するためには、最適な位置を見定めて設置するようにしましょう。また、設置場所や環境によって防犯カメラに必要な機能は変わります。まずは設置場所をチェックし、死角をカバーしつつ鮮明な映像が記録できる製品を選びましょう。
Q&A
Q:駐車場に防犯カメラを設置する場合、どのような位置に取り付ければよいですか?
A:防犯対策として効果が高いのは、外から見えやすい位置への設置です。また、いたずらや破壊されるのを防ぐため、他人が簡単に手が届く位置には設置しないようにしましょう。
Q:駐車場に適したカメラにはどのようなものがありますか?
A:駐車場は屋外や暗い場所にある場合が多いため、屋外に適しており、明るさや暗さの補正機能がある製品がおすすめです。
アートのネットワークカメラ&ビデオレコーダー
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ポイント1
明るい場所だけでなく暗い場所でも高い解像度の映像を記録できるネットワークカメラ
ポイント2
離れた場所から防犯カメラの映像をチェックできるネットワークレコーダー