セキュリティゲートをオフィスに設置するメリットとは?利用シーンも紹介
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セキュリティゲート
- 2023.02.7
CONTENTS この記事でわかること
セキュリティゲートは、オフィスや公共施設、工場など、さまざまな場所に設置されています。オフィスにセキュリティゲートを設置していない企業であれば「設置すればどのようなメリットがあるのか」「セキュリティレベルは格段に上がるのか」などと気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、セキュリティゲートをオフィスに設置するメリットを解説します。セキュリティゲートの利用シーンも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
セキュリティゲートとは
セキュリティゲートとは、ICカードや生体認証等を利用し、認証された人だけの通行を許可するゲートを指します。駅の改札口などにも設置されており、利用された経験がある方も多いのではないでしょうか。
この章では、セキュリティゲートを設置する目的や種類について解説します。
セキュリティゲートを設置する目的
セキュリティゲートを設置する主な目的は、不正侵入の検知・防止です。オフィスには守るべき情報が多数あります。また、入場料が必要になる施設では、不正侵入によって運営に支障をきたします。
オフィスビルや施設などの出入り口にセキュリティゲートを設置すれば、ゲート自体が障壁となり、許可された人以外は建物内へ入れません。ゲートを通過するためには、ICカードや生体認証などで正しく認証される必要があります。
つまり、セキュリティゲートを設置すれば、許可されていない人の無断侵入を防いだり、不正通行を検知したりと不正な侵入を未然に防げます。不正な侵入を防ぐことができれば、防犯にもつながり、企業などのセキュリティレベル向上にもつながるでしょう。
セキュリティゲートの種類は大きく2つ
セキュリティゲートは大きく分けて「フラッパー式」と「アーム式」の2種類があります。
フラッパー式は、空港や駅などでの利用が多く、混雑する場所への設置が最適です。スピーディーな認証と通行が可能なため、オフィスのエントランスなどにも、フラッパー式が採用されるケースが多く見られます。
一方のアーム式は、工場や建築現場、スタジアム・アミューズメントパークなど1人ずつ確実に認証したい場所への設置が適しています。こじ開けできない強さがあるため、セキュリティ力の高さもポイントの1つです。
セキュリティゲートの導入を検討する際には、利用する場所の面積や目的、通行人数などを考慮したうえで種類を選ぶようにしましょう。
セキュリティゲートをオフィスに設置するメリット
セキュリティゲートの使用目的は、ご紹介した通り不正侵入の検知や防止です。目的に沿ってセキュリティゲートをオフィスに設置すれば、企業は以下のメリットが得られます。
- 関係者以外の不法侵入防止
- 利用方法のわかりやすさ
- 人件費の削減
この章では、セキュリティゲートをオフィスに設置するメリットについて詳しく解説します。
関係者以外の不法侵入を防げる
一つ目のメリットは、関係者以外の不法侵入を防げる点です。オフィスの出入り口にセキュリティゲートがあれば、入館許可が下りている関係者以外は、物理的に建物へ入れなくなります。また、セキュリティゲートが企業の出入り口にあれば、セキュリティ対策を行っている企業だと外部から認識してもらい、信頼向上にもつながるでしょう。
一方で誰でも出入りできるオフィスの場合、社内に保管している機密情報が漏洩する危険が考えられます。不法侵入の防止は、情報漏洩の経路の一部を遮断できる方法でもあるため、特に情報の取り扱いが厳しい昨今では、重要な対策といえるでしょう。
このほかにも、来訪者の入退室管理や、社員の共連れ防止を目的として利用するケースもあります。
外部の方でも利用法が理解しやすい
二つ目のメリットは、外部の方でも利用法が理解しやすい点です。セキュリティゲートは、駅の自動改札やテーマパーク等の出入り口など、多くの方が普段から利用する場所にも設置されています。
普段から目にしている分、「どうやって入館すればよいのか」「どのように通過すればよいのか」などと迷う心配がない点が来訪者にとってのメリットです。
また、セキュリティゲートの利用方法は、直感的にわかりやすい点も特徴です。万が一普段から利用していない方がいたとしても、その形状から利用に迷うケースはほぼないと考えられます。
セキュリティゲートを設置している企業側にとっても、わざわざ利用法の説明を来訪者にする手間がない点はメリットだといえるでしょう。
警備員の配置が不要になり、人件費を削減できる
三つ目のメリットは、人件費を削減できる点です。セキュリティゲートを設置すれば、警備員を出入口付近に配置しなくても、入館許可がない方の侵入を防げます。警備員を配置しなくても済む分、人件費の削減につながります。
さらに、入館者の体温やマスクの有無などのチェックを担当していたスタッフの数を削減できる点もメリットです。新型コロナウイルスの拡大防止を目的に、入館者の体温やマスクの有無などのチェックを義務付けている企業が増えています。自動検温機能やマスク管理機能などを搭載しているセキュリティゲートを導入すれば、スタッフによるチェックをなくし、人件費削減を実現できるでしょう。
ご紹介した通り、セキュリティゲートはセキュリティ目的の利用はもちろん、それ以外にも企業へのメリットは複数あります。特にこれまでかかっていた人件費を削減できる点は、経営面でプラスに作用するでしょう。
セキュリティゲートの利用シーン
セキュリティゲートの導入を検討する際には、何よりも目的の明確化が重要です。そのためには、セキュリティゲートがどのようなシーン・目的で利用されているのかを事前に把握しておきましょう。
その参考情報として、この章ではセキュリティゲートの一般的な利用シーンを紹介します。
オフィスでの利用
オフィスにセキュリティゲートを導入する場合、オフィスビルの出入り口に設置するケースが多く見られます。設置する目的は、不審者の侵入防止や不正通行の検知、社員の入館管理など、企業によってさまざまです。
オフィスにセキュリティゲートを設置する際には、フラッパー式タイプが選ばれるケースが増えています。特にオフィス空間に馴染むシンプルなデザインが多く採用されています。お客様が多く利用されるオフィスビルの出入り口では、セキュリティゲートがオフィスの第一印象になる可能性もあるため、シンプルなデザインのものがおすすめです。
セキュリティゲートを選ぶ際には、目的の場所に設置できるかに加え、製品の見た目・デザインがオフィス空間にマッチするかどうかも確認しておきましょう。
工場・建築現場での利用
セキュリティゲートは、工場や建築現場でも活用されており、特にアーム式のセキュリティゲートを利用しているケースが多く見られます。
例えば、精密機器の取り扱いがある工場では守るべき情報が多く、入退室を厳しく制限する必要があります。そのような場所では、出入り口にセキュリティゲートを設置し、共連れを防止しなければなりません。
共連れ防止には、アーム式のセキュリティゲートが最適です。アーム式は利用者一人ひとりがアームを回転させてから通行する必要があり、共連れを防止できる点が魅力です。
また、短期間で移動するケースが多い建築現場などでも、比較的価格が安いアーム式が利用されるケースが多く見られます。
公共施設での利用
美術館や体育館、博物館などの公共施設にもセキュリティゲートは設置されています。公共施設では多くの人が出入りするため、一人ひとりをスピーディーに認証できるフラッパー式が最適です。
また、公共施設の場合は、どのような方にも利用しやすいセキュリティゲートが必要です。近年では車椅子の方でもスムーズに通行できる、ユニバーサルデザインの採用も進んでいます。
例えば入場料が発生する博物館等では、入場管理に人員を配置しているケースも多いでしょう。しかしセキュリティゲートを設置すれば、出入り口付近で入退場の確認をする手間が不要になり、人件費の削減につながります。
セキュリティゲートを導入する際の初期費用は必要ですが、中長期的に考えればコストを大きく削減できる可能性が高くなるでしょう。
オフィスのセキュリティゲートには「アート セキュリティゲート」がおすすめ!
アートのセキュリティゲートは、スタイリッシュかつ透明感のあるデザインが特徴です。さまざまなオフィス空間にマッチしやすいため、違和感なく設置できます。アートのセキュリティゲートには、ASGシリーズ「フラッパーゲート」とASGシリーズ「スウィングゲート」の2種類があります。
ASGシリーズのフラッパーゲートは、入室を制限したいエリアへの設置が最適です。小型でオープンなイメージになっているため、オフィス内のあらゆる場所に合わせやすい点がメリットになります。
ASGシリーズのスウィングゲートは、簡易的に入場者をチェックしたいケースに最適です。ポール型となっているため、設置スペースが狭い場所でも取り付けやすく、工場や建築現場で利用されるケースが多く見られます。
「アート セキュリティゲート」のポイント
閉鎖感のない洗練されたデザイン
アートのセキュリティゲートは、薄型で透明アクリルを使用しているため、開放的な空間に特に適しています。シンプルなデザインで、さまざまなタイプのオフィスに合わせやすい点が大きな魅力です。
狭い場所にも簡単に設置できる
ASGシリーズのフラッパーゲートは、本体幅130mm・長さ1503mmの省スペースを追求した筐体となっているため、狭い場所にも設置できます。限られた狭いスペースであっても、スムーズに取り付けられる点が魅力です。
ASGシリーズのスウィングゲートは、ポール型の筐体で15kgと軽量である点が魅力です。イベントなど、臨時的な利用にも適しています。スウィングゲートは、1台で片開きゲートとして、また2台で両開きゲートとしても活用可能です。
多彩なカードリーダーや顔認証リーダーに対応している
FeliCa、MIFAREⓇなどの非接触式カードリーダーや生体認証リーダー、顔認証リーダーにも対応しています。アート製以外の他社リーダーの取り付けも可能です。
セキュリティゲートをオフィスに導入して、企業のセキュリティ強化を!
セキュリティゲートをオフィスに導入すれば、許可されていない人物の無断侵入を未然に防いだり、不正通行を検知したりと、オフィスのセキュリティを強化できます。さらに、警備員などの人員配置を減らせるため、人件費を削減できる点も大きなメリットです。
アートのセキュリティゲートは、狭いスペースにも設置できます。また、スタイリッシュで洗練されたデザインになっているため、さまざまなタイプのオフィスと合わせやすい点も大きな魅力です。
セキュリティゲートをお探しの方や、企業のセキュリティ強化を実現したいと考えている方は、アートのセキュリティゲートをご検討ください。
Q&A
Q:セキュリティゲートをオフィスに設置するメリットは何ですか?
A:建物内部のセキュリティを強化できる点がメリットです。また、セキュリティゲートを設置すれば、出入り口付近に警備員を配置する必要がなくなるため、人件費を削減できます。
Q:セキュリティゲートはどのようなシーンで利用されていますか?
A:オフィスビルや官公庁、工場、建築現場などのさまざまな場所で利用されています。主な目的は、不正通行の検知や共連れ防止などです。