SECURITY MEDIA
SECURITY MEDIA

セキュリティメディア

安心・安全な社会に向けてセキュリティに関する情報を発信

スマートロックが電池切れになった際の対処法を解説!予防策もご紹介

  • スマートロックが電池切れになった際の対処法を解説!予防策もご紹介

    スマートロック

  • 2023.03.21

男性とスマートフォン

スマートロックを利用すると、スマートフォンやICカードなどを使ってスムーズな入退室が可能です。近年、スマートロックはセキュリティ対策や入退室管理の手段として導入されるケースが増えています。しかし、電池切れや利用中の注意点などが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。スマートロックの導入前に、電池切れなどのリスクについて確認しておくと安心です。

本記事では、スマートロックの電池切れが起きた際の対処法について詳しく説明します。また、電池切れに対する予防策もチェックしましょう。

スマートロックとは

スマートロックは、スマートフォンやICカードなどを使って扉を施解錠できるシステムです。普段使用しているスマートフォンや、ICチップ付きの社員証などを利用してスムーズな入退室を実現できます。スマートフォンのアプリやパソコンで施解錠をコントロールできるため、必要時には離れた場所から扉を解錠できるのが特徴です。

また、スマートロックは扉に後付けできます。後付けする際には、既存の鍵に被せて設置するタイプと、扉に穴を開けて設置するタイプがあります。さらに、スマートロックは電池を使うもの電源に接続するものに分かれているのが特徴です。設置場所や利用シーンに合わせて、使いやすい製品を選びましょう。

スマートロックのメリット

メリットと吹き出し

ここでは、スマートロックを導入すると得られるメリットについて詳しくみていきましょう。セキュリティ対策につながる点、入退室管理システムを利用すると業務効率化に役立つ点について詳しく解説します。メリットをチェックし、スマートロック導入後の利用イメージにつなげてみましょう。

高いセキュリティ効果が見込める

スマートロックは、スマートフォンやICカードを利用するため、従来の鍵のような盗難リスクや、複製されるリスクが少ない点がメリットです。部外者が鍵を不正利用しづらいため、高いセキュリティ効果が見込めます。

また、スマートロックの製品の多くにはオートロック機能があります。オートロック機能を利用すると鍵の閉め忘れが起こらず、確実に施錠できる点もメリットです。

遠隔操作や入退室管理ができる

スマートロックは、スマートフォンのアプリなどを利用して、遠隔操作で施解錠をコントロールできます。離れた場所からでも施解錠の状態がチェックできるため、セキュリティ対策として利用できる点がメリットです。

また、スマートロックにはほかのシステムと連携できる製品があります。例えば、入退室管理システムと連携すると、入退室の記録を利用して簡単に入退室者を管理できます。

スマートロックの注意点

サラリーマン

ここでは、スマートロックを導入する前に知っておくべき注意点をご紹介します。導入後に使いにくさを感じたり、導入を後悔したりしないためにも、事前に注意点を把握しておくと安心です。設置場所についての注意点利用中のリスクについて詳しくみていきましょう。

扉によっては設置できない

スマートロックは製品によって扉への設置方法が異なります。そのため、設置場所によっては取り付けできない場合もある点に注意しましょう。例えば、製品のサイズと扉の形状がマッチしない場合は取り付けができません。

また、引き戸やガラス戸など、扉の種類によっては設置工事ができないケースもあります。しかし、製品によってはさまざまな種類の扉に設置できるものもあります。ガラス戸や自動扉のような特殊な扉に設置したい場合には、柔軟に対応できる製品を探しましょう。

締め出される場合がある

スマートロックは、利用方法を誤ると締め出されるリスクがあります。そのため、利用中は締め出しが起こらないように注意して利用しましょう。

例えば、よくあるのがオートロック作動中に、鍵となるスマートフォンやICカードを室内に置き忘れてしまうケースです。オートロックは鍵の閉め忘れが起こらず便利な機能ですが、利用者のミスで締め出される場合もある点に気をつけましょう。

電池切れで解錠できなくなる

スマートロックには電池で動く製品が多くありますが、導入後は電池切れに注意して利用しなければなりません。スマートロック本体の電池が切れると、鍵の認証ができなくなります。そのため、締め出されてしまうリスクがある点を考慮して、電池残量などに注意を払いつつ利用する必要があります。

また、解錠方法にスマートフォンを利用している場合は、スマートフォンのバッテリーが切れた際にも解錠できなくなるため注意しましょう。スマートフォンのバッテリー残量に注意し、必要であればモバイルバッテリーを持ち歩いておくと安心です。

スマートロックの電池切れが起きた際の対処法

バッテリー低下

ここでは、スマートロックの電池切れが起き、締め出された場合の対処法について解説します。電池切れが起きた際はすぐに対処できる場合と、解錠に時間やコストがかかる場合があります。導入するスマートロックによって対処法が変わるため、製品に合った方法をチェックしておきましょう。

物理的な鍵を使う

スマートロック設置後も、製品によっては従来のように物理的な鍵が利用できます。例えば、既存のサムターンに被せて取り付けるタイプのスマートロックでは、鍵穴を利用して従来の鍵を使用できます。

スマートロックの電池が切れてしまった場合も、物理的な鍵を持っていれば解錠可能です。そのため、スマートフォンやICカードのほかに、物理的な鍵も持ち歩くと安心です。しかし、鍵を建物の中に保管している場合は外からでは対処できなくなるため、鍵の保管場所には注意しましょう。

カスタマーサポートに連絡する

サポート体制がしっかりとしている製品であれば、電池切れで締め出しが起きた場合にサポートを受けられます。解錠するための手配をしてくれたり、電池交換をサポートしてくれたりする製品であれば安心して利用できます。サポートの有無は製品によって異なるため、サポート内容やサービス期間をチェックしておきましょう。

ただし、サポートを利用する際には出張料金がかかったり、解除まで時間がかかったりするケースもあるため事前のチェックをおすすめします。

スマートロックの電池切れへの予防策

スマホバッテリー

スマートロックの電池切れに不安を感じる場合には、事前にいくつかの予防策を講じておくと安心です。電池式のスマートロックには、電池切れを予防するための機能がついているケースが多いため、電池切れに備えやすい特徴があります。また、物理的な鍵を利用できる場合についても注意点を交えて解説します。

電池残量の通知を見逃さない

多くの電池式スマートロックには、電池残量をアプリや通知音で知らせる機能が備わっています。そのため、電池残量を知らせる通知を見逃さず、電池が切れる前に対処するとトラブルを防げます。

また、定期的に電池交換をして電池切れに備えておくと安心です。例えば、電池残量の通知が来ているのにもかかわらず、多忙で電池交換ができないケースもあるのではないでしょうか。電池交換が間に合わない可能性もあるため、定期的な交換を実施して電池切れに備える方法もあります。

物理的な鍵の保管場所に注意する

鍵穴があり物理的な鍵を使えるスマートロックであれば、電池切れの際に鍵を利用して解錠できます。万が一の電池切れに備えて、物理的な鍵を適切な場所に保管しておきましょう。

スマートロックの電池切れに備える場合は、鍵は建物の中ではなく、外部に保存しておく必要があります。例えば、鍵付きのケースに入れるなどして、セキュリティの高い場所で保管しましょう。鍵の盗難や紛失に気を付けて運用する必要があります。

電池切れの心配がない製品を導入する

スマートロック利用中の電池切れが心配な場合は、電池式ではなく電源式の製品を導入しましょう。電源式は電力を利用するため設置工事が必要になりますが、電池切れのリスクや電池交換の必要がありません。

電池切れへの不安や電池交換の作業をなくし、ストレスなく利用できるのが電源式のスマートロックのメリットです。

クラウドで快適に管理できる入退室管理システム「ALLIGATE」

アリゲート

ここでは、アートのクラウド型入退室管理システム「ALLIGATE」をご紹介します。「ALLIGATE」は月額制で利用でき、製品本体とクラウド環境がワンセットになった入退室管理システムです。使いやすい機能などの特徴についてみていきましょう。

また、アートではサポート体制が充実しています。24時間365日体制でサポートを行っており、導入後のトラブルにも速やかに対処できるため、安心して製品を導入していただけます。

「ALLIGATE」の特徴

「ALLIGATE」は複数の場所の施解錠を一括で管理でき、パソコンを使ってユーザー登録やログ管理が簡単に行えます。施解錠のコントロールでセキュリティを強化しつつ、入退室者の管理もしやすい製品です。

また、電源式の「ALLIGATE」は、電池切れのリスクや電池交換などの手間がかからないため、導入後の管理が簡単でストレスなく利用できます。

さらに、引き戸やガラス扉、自動扉などのさまざまな扉に設置できる点も「ALLIGATE」の特徴です。既存のシステムからリプレイスする場合も、既存の設備を活かして低コストな設置工事を実施できます。

スマートロックの電池切れが心配な場合は電池不要の製品を!

スマートロックはセキュリティ向上だけでなく、スムーズな入退室を可能にします。しかし、電池式のスマートロックには電池切れのリスクがある点に注意が必要です。締め出される可能性があるため、予防策を講じつつ利用しなければなりません。

そのため、電池切れに不安を感じる場合は、「ALLIGATE」のように電池不要で利用できる製品を導入しましょう。また、スマートロックは扉によって設置工事ができないケースもありますが、「ALLIGATE」であればさまざまな扉に対応できます。

スマートロックを選ぶ際は、導入後にストレスなく利用できる製品を選びましょう。

Q&A

Q:スマートロックの電池切れを起こさないためにはどうすればよいですか?

A:スマートロックには電池残量を通知する機能が備わっています。そのため、通知が来たら速やかに電池交換を行いましょう。

Q:スマートロックが電池切れで使えなくなった場合の対処法はありますか?

A:鍵穴があり、従来のような物理的な鍵が使える場合は解錠できます。また、カスタマーサポートに連絡すると解錠してくれたり、解錠方法を教えてくれたりするため、電池切れが起きても対処可能です。

クラウド型入退室管理「ALLIGATE」

  • ポイント1

    電池切れのリスクや電池交換などの手間がかからない

    ポイント2

    引き戸やガラス扉、自動扉などのさまざまな扉に設置できる

製品の詳細はこちら 

SHARE

関連する記事⼀覧