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電気錠の制御盤とは?制御盤の主な役割や便利な機能を徹底解説!

  • 電気錠の制御盤とは?制御盤の主な役割や便利な機能を徹底解説!

    電気錠

  • 2023.03.7

指紋認証

電気錠はカードキーや生体認証などを“鍵”として利用でき、建物のセキュリティを強化できる錠前です。電気錠の運用には電気錠本体のほか、制御盤操作部が必要となり、取り付けに工事が必要になるのが特徴です。しかし、電気錠や制御盤、操作部がどのようなものかわからず、導入に不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、電気錠の要となる制御盤について詳しく解説します。役割や機能についての理解を深め、使いやすい製品を選ぶ際の参考にしてください。また、電気錠を導入するメリットやデメリットについてもご紹介します。

電気錠とは

スマートロック

電気錠とは電気で動く錠前を指します。電気錠には、モーターまたはソレノイドが内蔵されており、電圧を加えると動作する仕組みとなっています。ソレノイドとは、電磁力を利用して電気エネルギーを機械的運動に変換する電気部品です。

電気錠は、電気錠本体・制御盤・操作部の3つが連動して動作します。また、電気錠の設置には工事が必須となっており、工事では配線工事や扉の加工などが行われます。扉の種類や設置場所によっては、工事できない場合がある点に注意が必要です。

しかし、開き戸だけでなく引き戸に対応した製品もあるため、設置したい扉に合った製品選びが大切です。電気錠の導入後に後悔しないためには、設置場所や利用シーンについて事前によく確認しておきましょう。

操作部とは

操作部は、電気錠を解錠するためのスイッチとなる部分です。操作部で認証が行われると、制御盤が電気錠を作動させる仕組みとなっています。テンキー・カードキー・スマートフォン・指紋認証・顔認証などを認証に使用して解錠を行います。

電気錠の解錠方法にはさまざまなものがありますが、セキュリティレベルや使いやすさによって最適なものを選ぶのがおすすめです。

また、複数の解錠方法を組み合わせて利用できる製品もあります。電気錠は、利用シーンに合わせて解錠方法をカスタマイズできるのが特徴です。より防犯性を高めたい時には、複数の認証を行わなければ、解錠できないタイプの製品を選びましょう。

制御盤とは

制御盤は電気錠を制御する部分で、施解錠の管理や電源供給を担っています。電気錠本体と操作部を動かすために必要な部分で、電気錠の要です。制御盤の製品の中には、独立しているタイプや操作部と制御盤が一体になっているタイプの製品があります。

また、制御盤には施解錠するための、さまざまな機能やモード設定が備わっているのが特徴です。例えば、遠隔で施解錠をコントロールしたり、時間によって施解錠の切り替えを行ったりできます。製品によってさまざまな機能があるため、製品選びの際には機能やモード設定の種類に着目して、利用シーンにマッチするものを選びましょう。

電気錠の制御盤に備わっている便利な機能

テンキー

制御盤には、製品によってさまざまな機能が備わっています。機能やモード設定の切り替えができるため、利用シーンに合わせてさまざまな使い方ができる点が魅力です。

ここでは、利用シーンに合わせて使い分けが可能な機能やモード設定について解説します。使いやすそうな機能をチェックしてみましょう。

タイマー機能やモード設定がある

電気錠には、タイマー機能やオートロック機能などの便利な機能が備わっています。また、モード設定で施解錠の状態を自由に変更できます。機能や設定を使うと、利用シーンに応じて施解錠の状態を使い分けできる点がメリットです。

機能やモード設定によって施錠したい時間と解錠しておきたい時間を調整できるため、建物のセキュリティを強化したい時間にのみ施錠するなどの使い方ができます。また、荷物の搬入時や多くの人物が入退室を繰り返す時間帯には、常に解錠状態のまま利用可能です。特定の曜日や時間帯で、解錠時間を設定するモードがある製品もあるため、さまざまな施設やオフィスなどで活用できます。

ほかのシステムと連動できる

制御盤の中には、ほかのシステムと連動できる製品があります。例えば、火災報知器と連動し、火災発生時にすべての電気錠を一斉に解錠できる機能などです。イレギュラーな状況に対応できる製品であれば、導入後も安心して利用できます。

また、電気錠の利用状況と入退室管理システムを連動させ、入退室した人物を把握できる製品もあります。入退室管理システムを利用すると、カードキーや指紋認証、顔認証などで誰がいつ入退室したかわかるため、より高度なセキュリティ対策が可能です。そのため、オフィスなどで建物内外からの情報漏洩リスクに備えたい場合には、入退室管理システムと連携できる電気錠がおすすめです。

電気錠を導入するメリット・デメリット

メリットとデメリット

電気錠を導入するメリットとデメリットについて解説します。電気錠はさまざまな解錠方法や機能から最適なものを選んで利用でき、セキュリティレベルに合った対策が可能です。

しかし、電力を使用する点がデメリットになる場合があるため注意しましょう。製品によっては、運用中に閉め出しが起こってしまうものがあります。ここでは、特に注意すべき停電時への対策についてもご紹介します。

建物のセキュリティを強化できる

電気錠の大きなメリットは、設置するだけで建物のセキュリティを底上げできる点です。電気錠は一般的なマンションからオフィスまで、さまざまな場所のセキュリティ対策として利用されており、状況に合ったセキュリティを構築できる点が魅力です。必要に応じて解錠方法や機能などが選べるため、セキュリティレベルに合った製品の導入で防犯性アップが見込めます。

また、解錠方法によっては鍵を持ち歩く必要がなくなるため、他人に鍵を使われ電気錠を不正に開けられるリスクがほとんどありません。そのため、一般扉から電気錠に変更するだけで、セキュリティ強化につながると言えます。

セキュリティレベルに合わせて解錠方法を選べる

電気錠の解錠方法には、テンキー・カードキー・スマートフォン・指紋認証・顔認証などがあります。使いやすさで選んだり、セキュリティレベルに合ったものを選んだりできるため、カスタマイズ性に優れている点が特徴です。また、解錠方法によってメリットとデメリットがあるため、導入後に利用者がスムーズに利用できるものを選びましょう。

例えば、より高度なセキュリティが必要とされる場所には、指紋認証や顔認証のような防犯性の高い生体認証を利用する方法がおすすめです。また、鍵の盗難や不正使用が不安な場合には、指紋認証や顔認証のように盗難リスクがない解錠方法を選びましょう。

鍵を管理するストレスが減る

一般的な扉の鍵には盗難や紛失のリスクがあるため、ピッキング被害などに遭う危険性があります。また、鍵の閉め忘れなどのミスが起こる可能性もあり、施錠したかどうか確認しに戻ったり、不安になったりする場合もあるでしょう。

しかし、電気錠にはテンキーや生体認証のように、物理的な鍵を使わずに解錠する方法があります。そのため、解錠方法の選び方によっては鍵の盗難や紛失の心配をする必要がなくなります。メリットとしては、鍵を管理するストレスが減る点が挙げられるでしょう。

物理的な鍵が不要な解錠方法を選ぶと、しっかりとセキュリティを強化しつつ、鍵の管理にかかるストレスや労力を減らせます。

停電時に締め出される場合がある

電気錠は電力を使って動いているため、製品によっては停電時に動作しなくなってしまう場合があります。電力が復旧するまで、建物への出入りができなくなる可能性があるため注意が必要です。

いつ起こるかわからない停電への備えとして、停電時の補償がついた製品を選ぶと安心して利用できるでしょう。多くの人物が利用する施設やオフィスなどでは、安全性を考慮して万が一の備えが必要です。

また、電気錠を設置した扉にも鍵穴があり、非常時には鍵を使って解錠できます。しかし、例えば停電時に電気錠が使用できなくなり、スペアの鍵を忘れてしまった場合は締め出されてしまう可能性があるため注意しましょう。

多くの電気錠に対応可能なアートの制御盤

アートの電気錠制御コントローラー「TS-U501B」

アートが提供する電気錠コントローラーは、多くの電気錠に対応できるため、汎用性の高い点が特徴です。さらに、アートでは製品の365日24時間対応のサポート体制を整えており、製品導入後のサポートも充実しています。運用中のトラブルや故障への対応も万全です。

ここでは、「TS-U501B」の機能使いやすさについてご紹介します。「TS-U501B」は、機能的で停電補償がついた製品です。リスクに備えつつ、しっかりとセキュリティ対策ができます。

汎用性が高く機能的な「TS-U501B」

アートの電気錠コントローラー「TS-U501B」は、国内メーカーのほとんどの電気錠に対応できるため、汎用性が高い製品です。オートロック機能、週間タイマー機能などを備えており、利用シーンに合ったモード設定を選べます。また、見やすい液晶画面で、機器の状態や施解錠の状態を一目でチェックできるのが特徴です。

さらに、停電時への対策も万全です。電気錠がバッテリー内臓の電源装置に接続されている場合は、停電時も30分間は電気錠が動作する仕様となっています。万が一の停電でも閉め出される心配がなく、安心して利用できる点がメリットです。

電気錠の制御盤は機能と使いやすさで選ぼう!

電気錠はセキュリティレベルに応じて、解錠方法や機能、モード設定を選択できるためカスタマイズ性に優れた錠前です。セキュリティ対策としてだけでなく、鍵を管理する手間やストレスを減らしたり、スムーズな入退室を実現できたりと、多方面でメリットが得られるのが特徴です。

また、電気錠の制御盤には製品によってさまざまな機能やモード設定があり、ほかのシステムと連動させて利用できるものもあります。利用シーンに合った解錠方法を選択し、使いやすい機能が備わっている製品を探しましょう。

Q&A

Q:電気錠の制御盤の役割は何ですか?

A:制御盤は電気錠を制御する部分であり、施解錠の管理や電源供給を担っています。

Q:制御盤にはどのような機能がありますか?

A:オートロック機能やタイマー機能があります。利用シーンによって使い分けが可能です。

アートの電気錠制御コントローラー「TS-U501B」

  • ポイント1

    国内メーカーのほとんどの電気錠に対応

    ポイント2

    停電時にも安心の30分間の停電補償

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