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簡易タイプのセキュリティゲートとは?特徴や導入メリットを解説!

  • 簡易タイプのセキュリティゲートとは?特徴や導入メリットを解説!

    セキュリティゲート

  • 2023.02.14

セキュリティゲート

セキュリティゲートの導入は建物の防犯対策につながるため、導入を考える企業が増えています。しかし、「設置したい場所が狭い」「導入コストが高い」などの理由で、導入を迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一般的なセキュリティゲートが導入しづらい場合は、簡易タイプの利用がおすすめです。

そこで本記事では、簡易タイプのセキュリティゲートについて詳しく解説します。特徴や導入メリットをチェックして、設置場所や予算に合った製品を探しましょう。

セキュリティゲートとは?

セキュリティゲート

セキュリティゲートは認証システムを利用しており、登録済みの人物のみ出入りができる仕組みです。部外者の侵入を物理的に防げるだけでなく、社員の入退室管理などに利用できます。また、ゲート通過時には顔認証ICカード認証など、さまざまな認証方法を利用できる点も特徴です。

製品によってゲートの開閉速度に違いがありますが、一般的な製品では1分間に50人程度の認証が可能です。そのため、セキュリティゲートは混雑する場所でもスムーズに利用でき、施設や工場の出入り口、駅の自動改札などで日常的に利用されています。

設置するメリット

セキュリティゲートを設置すると、建物のエントランスや入退室を管理したい場所の、セキュリティのレベルを底上げできます。認証可能な人物しかゲートを通過できない点、生体認証などの高度なセキュリティで不正を防げる点などがメリットです。

また、認証システムにより人物の出入りを管理できるため、外部だけでなく内部からの情報漏洩リスクにも備えられます。さらに、セキュリティゲートを設置すると警備員が不要になる点も特徴です。

入退室管理を自動化できるため、人件コストを削減して警備費用を抑えられます。セキュリティを強化しつつ、警備費用のカットを目指せる点は、企業にとって大きなメリットではないでしょうか。

種類は「フラッパー式」と「アーム式」の2つ

セキュリティゲートの種類は、大きく分けて2つです。

1つ目の「フラッパー式」は、板状のフラッパーが開閉すると入退室ができるタイプとなっています。フラッパーの開閉速度が早いため、通行者で混雑する場所で利用されているタイプです。また、簡易タイプのセキュリティゲートには、主にフラッパー式が用いられています。

2つ目の「アーム式」は、回転式のアームを動かしながら入退室するタイプです。アームの回転時間があるため、素早く通過したい場合には適していません。アミューズメント施設などで利用されているケースが多く、一人ひとり確実に通過させたい場所で活躍しています。

セキュリティゲートは、開閉部に使われる設備の種類によって使い勝手が異なるため、利用シーンに合った製品の導入が大切です。

一般的なセキュリティゲートと「簡易タイプ」の違い

セキュリティゲートには、簡易タイプがあります。簡易タイプは一般的なセキュリティゲートよりも小型で、さまざまな場所に設置しやすい点が特徴です。一般的なセキュリティゲートと簡易タイプでは、製品の価格設置工事の有無などが異なります。

また、一般的なセキュリティゲートは、オフィスなどで利用されていますが、簡易タイプは主に工場や工事現場などで活躍しています。一般的なセキュリティゲートは、部外者の侵入を防ぐ目的で利用されますが、簡易タイプは特定の人物が利用する場所で、社員の安全対策や在席確認として利用されるケースが多いのが特徴です。これは、簡易タイプには一般的なセキュリティゲートのように、不正通行や逆通行を検知するセンサーなどの機能が付加されていない製品があるためです。

簡易タイプのセキュリティゲートがおすすめなケース

オフィスと電卓

簡易タイプのセキュリティゲートの利用がおすすめなケースを2つご紹介します。一般的なセキュリティゲートが導入しづらい場合には、簡易タイプの導入を選択肢に入れましょう。

簡易タイプは、設置場所や予算に制限がある場合に利用しやすいタイプです。ここでは、セキュリティゲート導入の際に気になる設置工事導入コストに触れつつ、簡易タイプをおすすめしたいケースについて解説します。

導入コストを抑えたい

簡易タイプのセキュリティゲートは、一般的なセキュリティゲートよりも安価で導入できます。そのため、導入コストを抑えたい場合には、簡易タイプを選ぶのがおすすめです。厳重なセキュリティが必要な場所に簡易タイプは相応しくありませんが、特定の人物しか利用しない場所で、出入りを管理したい場合には役立ちます。

また、セキュリティゲートを建物内の複数箇所に設置したい場合は、導入コストがかかりすぎる可能性があります。そのようなケースでも、安価で導入しやすい簡易タイプがおすすめです。

設置工事をせずに利用したい

一般的に、セキュリティゲートを設置するためには工事が必要です。しかし、簡易タイプのセキュリティゲートの中には、工事不要で利用できる製品があります。置くだけで簡単に利用できるため、簡易的なセキュリティゲートで十分な場所には最適です。

また、工事をする場合、設置場所や設置数によっては工期が長くなる可能性があります。そのため、建物を傷つけたくない場合や工事に時間をかけたくない場合には、簡易タイプのセキュリティゲートを導入し、スムーズな利用につなげるのがおすすめです。

簡易タイプのセキュリティゲートを導入するメリット

メリット

簡易タイプのセキュリティゲートのメリットについて解説します。簡易タイプは、一般的なセキュリティゲートよりもコンパクトで軽量化されているため、設置場所や利用目的によっては利用しやすい点が特徴です。

また、セキュリティゲートの設置場所や利用目的によっては、簡易タイプのセキュリティゲートで代用できるケースがあります。簡易タイプのメリットをチェックし、導入後の利用シーンをイメージしましょう。

狭い場所に設置できる

簡易タイプのセキュリティゲートは、コンパクトなデザインが多いため狭い通路でも設置でき、省スペースで利用できるのが特徴です。セキュリティゲートの設置スペースが確保できず、一般的なセキュリティゲートを導入できない場合でも、簡易タイプなら設置可能な場合があります。

また、大型で圧迫感のあるデザインのセキュリティゲートを導入したくない場合は、コンパクトな簡易タイプの導入を検討しましょう。例えば、ゲートを利用するのが社内の特定の人物に限られている場合は、大掛かりなセキュリティゲートではなく、簡易タイプを設置してもよいでしょう。

持ち運び可能で一時的な利用もできる

簡易タイプには軽量設計の製品が多く、簡単に持ち運んで利用できる点がメリットです。荷台などに乗せて運び、必要な場所に移動させれば、置くだけで利用できます。そのため、例えばイベントなどで簡易的にセキュリティゲートを利用したい場合に活躍します。

また、「一時的なセキュリティゲートの利用にコストをかけたくない」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。できるだけコストを抑えて一時利用したい場合にも、簡易タイプのセキュリティゲートの導入がおすすめです。

設置場所に合わせて選べるアートのセキュリティゲート

アートでは、オフィスエントランスなどに最適なセキュリティゲートシリーズを展開しています。今回はその中から、コンパクトで低価格なASGシリーズ「フラッパーゲート」とASGシリーズ「スウィングゲート」をご紹介します。どちらも利用できる認証リーダーの種類が豊富で、必要なセキュリティレベルに応じて認証方法を選択できる点が魅力の製品です。

また、セキュリティゲートの定期的なメンテナンスやサポート体制が充実しているため、導入後も安心して利用できるメリットがあります。ここでは、設置場所や利用目的に応じて選択できる2つのセキュリティゲートについて、特徴を詳しく見ていきましょう。

オープンデザインの「ASGシリーズ フラッパーゲート」

オープンデザインが特徴的なASGシリーズのフラッパーゲートは、圧迫感を感じさせない設計となっています。セキュリティゲートとして必要最低限の機能を搭載しつつ、低価格を実現しました。顔認証リーダーにも対応しており、ハンズフリーのゲートとして運用することができます。

製品には通路幅に合わせて設置できるように、650mm幅と900mm幅の2つのタイプがあります。900mm幅の製品は、車椅子の方もスムーズに利用できるサイズです。設置場所や利用する人物に合わせてサイズを選べます。ASGシリーズのフラッパーゲートは簡易タイプではありませんが、通路幅のタイプを選べるため、設置できる場所の選択肢が広がります。

スウィング型でコンパクトな「ASGシリーズ スウィングゲート

ASGシリーズのスウィングゲートは、四角柱のポールにフラッパーが1枚設置されているコンパクトなタイプです。通路幅は600mm幅となっており、設置場所のスペースが狭い場合でも対応できる製品となっています。狭い通路の場合には1台で利用し、通路幅が広い場所で両開きゲートとして使いたい場合には、2台設置しても利用可能です。

また、本体重量が15kgのため持ち運びやすく、簡易タイプのセキュリティゲートとして、イベント会場などで一時的にセキュリティゲートを利用したい場合にも活躍します。社内の特定の人物が利用する場所や、工場で社員の安全を守るために設置する場合には、スウィングゲートのような簡易ゲートの利用が最適です。

設置場所や予算に応じて簡易タイプのセキュリティゲートを利用しよう!

現場監督

セキュリティゲートを設置する際は、設置場所や利用目的によって選択すべき製品が変わります。また、セキュリティゲートには一般的なタイプと簡易タイプがあり、正しくセキュリティ対策をする場合には、利用シーンに合わせて適したタイプを選ぶ必要があります。

また、導入コストを抑えたい場合設置場所のスペースに制限がある場合には、簡易タイプのセキュリティゲートの導入を視野に入れましょう。簡易タイプは、一般的なゲートと全く同じ機能があるわけではありません。しかし、利用シーンによっては簡易タイプでも問題なく運用できます。設置場所や利用シーンを考慮し、スムーズに導入できる製品を探しましょう。

Q&A

Q:簡易タイプのセキュリティゲートでもセキュリティ対策ができますか?

A:簡易タイプも一般的なセキュリティゲートと同様のセキュリティ対策が可能です。

Q:簡易タイプのセキュリティゲートを導入するメリットは何ですか?

A:簡易タイプはコンパクトなため、一般的なセキュリティゲートを設置できない狭い場所でも利用できます。また、荷台などに乗せて移動でき、一時的にセキュリティゲートを利用したい場合にも持ち運んで利用可能です。

アート セキュリティゲート

  • ポイント1

    どんな場所にもマッチするオープンデザインの「ASGシリーズ フラッパーゲート」

    ポイント2

    コンパクトで簡易タイプとして活用できる「ASGシリーズ スウィングゲート」

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