セキュリティゲートの価格や導入するメリット、注意点を詳しく解説!
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セキュリティゲート
- 2023.01.31
CONTENTS この記事でわかること
セキュリティゲートは、不正侵入の防止を目的として多くの企業で利用されています。導入した経験がない企業の場合、どれくらいの価格で導入できるのか、イメージしにくいと考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、セキュリティゲートの価格や導入するメリット、注意点を解説します。また、おすすめのセキュリティゲートも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
セキュリティゲートの価格について
セキュリティゲートは、店舗や公共施設、工場など、主にセキュリティが求められる場所で導入されています。企業によって導入する目的は異なりますが、部外者の不正侵入や入場制限、不正通行の検知などが主な目的です。
はじめに、セキュリティゲートの相場の価格、種類について解説していきます。
価格はメーカーや搭載機能によって異なる
セキュリティゲートの価格は、メーカーや搭載機能などの要素によって大きく変動します。しかし、少なくとも100万円以上の導入費用が発生するケースが大半です。
一般的な例として、工事費込みで1通路2筐体で300万円、2通路3筐体で500万円が平均的な実売価格となっています。加えて、リーダーや制御装置等の費用も別途発生するため、高額な初期費用が発生する点は事前に認識しておきましょう。
セキュリティゲートの種類は大きく2つ
セキュリティゲートは大きく分けて「フラッパー式」と「アーム式」の2種類があります。
フラッパー式の場合、スピーディーな認証が可能なため、混雑しやすい場所に対しての設置が最適です。例えば、空港や駅などの混雑しやすい場所では、フラッパー式のセキュリティゲートが利用されるケースが多く見られます。
アーム式の場合、フラッパー式よりも認証スピードは遅くなりますが、通行人を1人ずつ確実に認証できる点がメリットです。アーム式のセキュリティゲートは、アミューズメント施設や建設現場などで利用されています。
セキュリティゲートを導入するメリット
セキュリティゲートは、企業のセキュリティ強化にも最適です。セキュリティゲートを導入すれば、不法侵入防止や共連れ防止、さらに人件費の削減などが可能になります。
この章では、セキュリティゲートを導入するメリットについて詳しく解説します。
不法侵入を防げる
一つ目のメリットは、外部からの不法侵入を防げる点です。物理的なゲートがあれば、入館許可が下りている方以外は、必然的に社内に入れなくなります。
さらにセキュリティゲートの設置は、内部のセキュリティ強化としても有効です。1回の認証で物理的に1人しか通過させないため、共連れを防止できます。
また、セキュリティゲートが企業の出入り口に設置されていれば、セキュリティ対策を行っている企業だと外部から一目で認識してもらえる点も大きなメリットです。
来訪者にも利用法がわかりやすい
二つ目のメリットは、来訪者にも利用法がわかりやすい点です。セキュリティゲートは、自動改札やテーマパーク等の出入り口などでも多く使われています。
そのため、来訪者は「どうやって入館すればよいのか」といった心配をする必要はなく、感覚的にゲートの認証・通過をおこなえるでしょう。迷わずにスムーズに利用できる点がセキュリティゲートの大きな魅力です。また、企業側としても、わざわざ利用方法の説明を来訪者にする手間をなくせる点もメリットだといえるでしょう。
警備員の配置が不要になる
三つ目のメリットは、警備員の配置が不要になる点です。セキュリティゲートを設置すれば、警備員を出入口付近に配置しなくても、入館許可がない人物の侵入を防げます。警備員を配置しなくても済むため、人件費を大きく削減できるでしょう。
近年、新型コロナウイルスの拡大防止を目的に、入館者の体温やマスクの有無などのチェックを義務付けている企業も多く見られます。自動検温機能やマスク管理機能を付加しているセキュリティゲートを導入すれば、これまでチェックを担当していたスタッフの数も削減できるでしょう。
セキュリティゲートを導入するうえでの注意点
セキュリティゲートを導入すれば、企業はさまざまなメリットを得られますが、注意しなければいけない点もあります。
この章では、セキュリティゲートを導入するうえでの注意点について解説します。
高額の導入費用が発生する
一つ目の注意点は、高額の導入費用が発生する点です。セキュリティゲート自体の価格は、1台100万円以上する製品が多く、工事費等も含めるとより大きな負担となります。初期に大きな費用が掛かる点は事前に認識しておきましょう。
ただし、セキュリティゲートを一度導入すれば、中長期的に人件費などのコストを削減できます。そのため、どれくらいの期間使えば初期投資に見合うのか、事前に計算したうえで導入を検討するようにしましょう。
停電などが発生した際に機能しなくなる
二つ目の注意点は、セキュリティゲートは停電などが発生した際に機能しなくなる点です。セキュリティゲートは電力を使用して動作します。例えば、建物が停電した場合、セキュリティゲート自体が全く使えなくなってしまい、ゲートとしての役割を果たせなくなります。
そのため、停電でセキュリティゲートが稼働しないときに、どのように運用するのかを事前に考えておきましょう。
不法侵入を完璧に防げるわけではない
三つ目の注意点は、セキュリティゲートは不法侵入を完璧に防げるわけではない点です。例えば、他人のIDカードを使えばセキュリティゲートは簡単に突破されてしまいます。他人になりすまして入室される可能性も十分にあるため、セキュリティゲートのみで不法侵入は完璧に防げない点は認識しておきましょう。
よりセキュリティレベルを高めるためには、生体認証や監視カメラ等を組み合わせたうえで利用するのがおすすめです。
おすすめのセキュリティゲート「アートのセキュリティゲート」を紹介
アートのセキュリティゲートは、さまざまなオフィス空間とマッチするスタイリッシュかつ解放感のあるデザインが特徴です。ASGシリーズ「フラッパーゲート」とASGシリーズ「スウィングゲート」の2種類があります。
ASGシリーズのフラッパーゲートは、建物の専有エリア内への入室を制限したい場合などに最適です。小型でオープンなイメージになっているため、どんな空間にもマッチします。双方向のスムーズな通行も可能です。
ASGシリーズのスウィングゲートは、施設や店舗などで簡易的に入場者をチェックしたい場合に適しています。スウィング型のゲートとなっているため、設置スペースが狭い場所でも簡単に取り付けられる点が大きな魅力です。また、2台設置して両開きゲートとしても利用できます。
どちらのタイプも、ビルの入館ゲートや工場内にある特定エリアでの利用、スタジアム等の入退場ゲートなど幅広いシーンで利用可能です。生体認証リーダーや顔認証リーダーにも対応しています。
「アート セキュリティゲート」のポイント
開放的な空間に最適な洗練されたデザイン
薄型で透明アクリルを使用しているため、閉鎖感のないセキュリティゲートになっています。さまざまなタイプのオフィスに合わせやすいスタイリッシュなデザインが魅力です。
狭い場所でも設置できる
ASGシリーズのフラッパーゲートは、本体幅130mm・長さ1503mmの省スペースを追求した筐体となっています。オフィス内のエントランスなどの狭い設置スペースでの取り付けに最適です。
多彩なカードリーダーや顔認証リーダーに対応している
アートのセキュリティゲートは、FeliCa、MIFAREⓇなどの非接触式カードリーダーや生体認証リーダー、顔認証リーダーにも対応しています。アート製以外の他社のリーダー取り付けも対応可能です。
セキュリティゲートの価格を考慮したうえで、自社に適した製品を導入しよう!
セキュリティゲートの価格は、メーカーや搭載機能などによって異なります。少なく見積もったとしても、100万円以上の導入費用が発生するケースが大半です。ただし、警備員などの人件費の削減なども実現できるため、どれくらいの期間使えば初期投資に見合うのか、事前に計算したうえで導入を検討するようにしましょう。
アートのセキュリティゲートは、さまざまなタイプのオフィスとマッチする洗練されたデザインが魅力です。狭い場所にも設置でき、FeliCa、MIFAREⓇなどの非接触式カードリーダーや顔認証、生体認証にも対応しています。
企業のセキュリティ強化を実現したい、さまざまな場所に合わせやすいセキュリティゲートを探している方はアートのセキュリティゲートをご検討ください。
Q&A
Q:セキュリティゲートの価格はどれくらいですか?
A:メーカーや搭載機能などによって変わりますが、少なくとも100万円以上の導入費用が発生するケースが大半です。
一般的な価格として、工事費込みで1通路2筐体で300万、2通路3筐体で500万が平均的な実売価格となっています。加えて、リーダーや制御装置等の費用も別途発生します。
Q:セキュリティゲートを導入するうえでの注意点は何かありますか?
A:セキュリティゲートは電気を活用して動作するため、停電などで利用できなくなる可能性があります。そのため、停電が起きた際にどのように運用するのかを事前に考えておきましょう。