セキュリティ
セキュリティとは
セキュリティとは、安全・防護・保証などの意味をもつ言葉です。
事務所やオフィスでの対策は、オフィスセキュリティと呼ばれます。情報の持ち出し・不審者の侵入などを防ぐために、入退室管理システム・電気錠・監視カメラ(防犯カメラ)・パーテーションなどを導入するケースが多いです。
住宅を火災・窃盗などから守るための防犯設備・施設は、ホームセキュリティと呼ばれます。一般的な仕組みとしては、家の玄関・窓・庭にセンサーを設置し、異常が発生した場合は警備員が駆けつけます。以前は高級住宅向けといったイメージの強いサービスでしたが、近年は一般家庭でも利用されるケースが多いです。
なお、IT分野では、ソフトウェアやアクセス制限などを用いて、情報漏えい・外部からの攻撃・情報の改ざんといった危険を排除する対策全般を指します。
セキュリティの導入事例
セキュリティの導入事例には、以下のようなものがあります。
オフィス
オフィスのセキュリティ対策として、不審者の侵入・社員の不正防止のために監視カメラを導入するケースがあります。映像を記録として残しておけば、トラブルが起きた際の証拠としても活用可能です。
また、オフィスの出入り口には入退室管理システムも導入されます。認証方法にはテンキー・ICカード・スマートフォンアプリを使用するもののほか、体の情報を利用する生体認証もあります。
生体認証はセキュリティ性が高いといわれますが、それでも危険性がなくなるわけではありません。よりセキュリティ性を高めるには、1つの方法だけでなく、複数の設備を利用する方法もあります。
マンション
入居者の安全を守るため、マンションでもセキュリティ対策の設備が導入されています。例として、エントランス・エレベーター・廊下への監視カメラの設置、オートロック式のエントランスなどが挙げられます。
監視カメラの設置は、安全対策のためだけでなく、入居者の迷惑行為を防止する効果も期待できるでしょう。
補足
事務所・オフィス・ビルでのセキュリティは、物理的な脅威に対するものだけでなく、インターネットを介した脅威にも備える必要があります。オフィス内の情報をクラウド上に保存している企業は、外部からの攻撃に備えてファイアウォールなどのセキュリティ対策を行っているところも多いです。こうしたネットワークを介した攻撃への対策をネットワークセキュリティと呼びます。
また、内部からの情報持ち出しへの対策として、情報へのアクセス権限の適切な付与・2要素認証などの制限・外部接続機器の制限、といった対策も挙げられます。
加えて、従業員のセキュリティに対する意識・認識の向上を図るため、研修会・勉強会を設ける必要もあります。従業員の意識・認識の向上は、セキュリティ全般において重要です。
セキュリティに関する用語一覧
防犯
入退室管理システム
監視カメラ
パッシブセンサー
ICカード
電気錠
セキュリティゲート
アンチパニック機能
アンチパスバック機能
生体認証