セキュリティが高いマンションの特徴は?防犯対策もご紹介
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ホームセキュリティ
- 2024.05.7
CONTENTS この記事でわかること
オートロック付きのマンションや高層階でも、不審者に侵入される可能性があるのをご存知でしょうか。近年では、オートロックなどの防犯対策を採り入れているマンションが増えています。とはいえ、安心して生活を送るためには、セキュリティレベルが高いマンションを選んだり、防犯対策を採り入れたりする必要があるでしょう。
本記事では、セキュリティが充実しているマンションの特徴や、マンション選びのポイントを解説します。自身で実践できる防犯対策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
セキュリティが充実しているマンションの特徴
セキュリティが充実しているマンションは、エントランスに防犯対策が備わっているケースが多く、不審者がエントランスから侵入しにくいのが特徴です。
ここでは、セキュリティ性が高いマンションで、よく採り入れられている防犯対策を紹介します。
特徴1.オートロックがある
エントランスにオートロックがあるマンションは、基本的に解錠方法を知っている住人しか入れません。オートロックの解除には、暗証番号の入力やカードキーの認証が必要なため、住人以外の人物の立ち入りを制限しやすいのが強みです。
ただし、オートロックがあっても、侵入者が住人と一緒に侵入するケースはあります。また、住民同士の交流が多いマンションの場合は不審者が目立ちやすいため、オートロックを突破されても住人が気付き、知らせてくれるケースもあるでしょう。
特徴2.防犯カメラが設置されている
エントランスや駐車場に防犯カメラが設置されているマンションは、侵入者に避けられやすいため防犯性が高いといえます。侵入者は周囲の目を気にするため、防犯カメラがある場所はターゲットから外れる可能性が高いでしょう。
また、防犯カメラの映像は録画されている場合が多く、トラブルが発生した際は確認にも利用できるため、不審者の特定などが簡単な点もメリットです。
特徴3.モニター付きインターホンがある
モニター付きインターホンは、訪問者の顔や訪問した時間をチェックできます。留守中に不審者がインターホンを押した場合は履歴が残るため、周囲に警戒を促したり防犯対策を採り入れたりする際に役立つでしょう。
また、インターホンで住人の不在を確認してから侵入する空き巣もいますが、モニター付きインターホンで不審者の顔が記録できている場合は、同じ人物が複数回に渡って訪問した事実がわかるため対策が可能です。
特徴4.防犯性が高い鍵が使われている
空き巣は玄関の鍵をピッキングして侵入するケースがありますが、カードキーや暗証番号などの鍵が使われているマンションは、ピッキングができないため侵入を防ぎやすく防犯性に優れています。
また、複雑な構造でピッキングがしにくい仕様のディンプルキーも効果的です。防犯性が高い鍵を使用しているマンションでは、オートロックを通過されたとしても、玄関からの侵入を防げる確率が高まります。
特徴5.常に管理人がいる
管理人や警備員が24時間体制で常駐している場合は、不審者に気付きやすく、侵入を防げるため防犯性が高いマンションだといえます。有人の防犯対策が備わっていると、侵入が難しいため空き巣被害に遭う可能性は低いでしょう。
また、エントランス以外ではベランダから侵入されるケースもありますが、非常時には管理人や警備員に助けてもらえるため、一人暮らしの方でも安心して生活できます。
防犯対策がされているマンションの落とし穴
オートロックや防犯カメラなどが設置されているマンションでも、完全に侵入を防げるわけではないため注意しましょう。「防犯対策がされているから大丈夫」と油断をした隙を狙われ、空き巣被害に遭うケースもあります。
侵入被害を防ぐためには、マンション側の防犯対策だけに頼らず、自身で実践できる対策を採り入れて、セキュリティを高める必要があります。例えば、外出時の施錠を念入りにチェックするだけでも防犯性は高まるため、取り組みやすい防犯対策から始めましょう。
セキュリティを強化するためのマンションの防犯対策5選
ここでは、マンションの防犯対策を5つ紹介します。エントランスなどの共有スペースに防犯対策が備わっている場合でも、自宅のベランダが無防備な状態では危険です。
自身で実践できる防犯対策を採り入れ、より侵入されにくい家を目指しましょう。
対策1.短時間の外出でも施錠をする
オートロックや防犯カメラなどの防犯対策が充実していると「施錠を忘れても侵入されにくいだろう」と考えてしまう方もいるかもしれません。しかし、実は無施錠の玄関やベランダの窓から侵入されるケースは多いため注意が必要です。
短時間の買い物やごみ捨ての際も忘れずに施錠し、空き巣に侵入する隙を与えないようにしましょう。また、玄関だけでなくベランダの窓もしっかりと施錠する必要があります。高層階でも屋上から上階を伝って侵入されるケースがあるため、侵入経路になりそうな場所の鍵は入念にチェックしましょう。
対策2.防犯カメラやセンサーライトを設置する
マンションのベランダは侵入経路になりやすい場所です。高層階でも電柱や高い木などを利用したり、屋上からベランダに侵入したりするケースがあります。
ベランダからの侵入を防ぐために効果的なのが、防犯カメラやセンサーライトの設置です。外から見える位置に防犯カメラがあるだけで、侵入者に防犯意識の高さが伝わるため、侵入を防ぎやすくなります。
また、人物の動きに反応するセンサーライトは、夜間の侵入者の撃退に役立ちます。ライトに照らされると周囲から目立つため、侵入を諦めさせたり、近隣の住人や通行人が気付き通報してくれたりする可能性が高まるでしょう。
対策3.窓ガラスを強化する
ベランダに侵入された場合でも、窓ガラスに防犯対策をしておくと侵入者を撃退できる可能性が高まります。例えば、窓ガラスに防犯フィルムを貼ったり、強化ガラスに交換したりすると侵入防止に効果的です。
防犯フィルムは窓ガラスが破られても飛び散りを防げます。また、強化ガラスは割るのに時間がかかるため、侵入を諦めさせる効果があります。賃貸マンションの場合は、管理会社などに相談のうえで窓ガラスの交換を検討しましょう。
対策4.ベランダに洗濯物を干さない
ベランダに洗濯物を干すと、侵入者に狙われる原因になります。洗濯物からは、家族構成や性別などを推測できるため注意が必要です。
特に、女性の一人暮らしの場合は、女性用の衣類のみをベランダに干しておくと危険です。女性は狙われやすいため、一人暮らしの女性が住んでいる部屋だとわかると侵入されるリスクが高まります。防犯性を高めるためには、ベランダを利用せず部屋干しをしましょう。
対策5.セキュリティシステムを導入する
セキュリティシステムには、侵入者を検知して通報したりアラームで通知したりする機能があるため、留守中の防犯対策として効果的です。侵入経路になりそうな窓などにセンサーを取り付けておくと、外出中に侵入されても通知でわかるため対処しやすくなります。
また、セキュリティシステムによっては、通報により警備員が駆けつけるサービスもあるため、一人暮らしの方も安心です。管理人や警備員が常駐していないマンションで、セキュリティ面に不安を感じる方は、セキュリティシステムの導入を検討しましょう。
セキュリティを重視したマンション選びのポイント
マンションを選ぶ際は、防犯対策の有無だけでなく、建物の構造やマンション周辺の環境もチェックしましょう。立地場所によっては、侵入しやすいマンションの可能性があるため注意が必要です。
ポイント1.侵入しにくい構造のマンションを選ぶ
エントランスにオートロックがあったり、駐車場に防犯カメラが設置されていたりするマンションでも、ベランダから侵入されやすい構造の場合は注意が必要です。エントランスからの侵入が難しい場合はベランダがターゲットになるため、建物の構造をチェックしましょう。
例えば、塀が低く簡単に侵入できる場合や、マンションに隣接する電柱などを利用してベランダに到達される可能性がある場合は要注意です。自身でベランダに防犯対策を採り入れるなどの工夫が必要になるでしょう。
ポイント2.周辺環境がよいマンションを選ぶ
マンションが立っている場所の周辺環境も防犯性に関わるため、マンションだけでなく周辺の雰囲気などをチェックしましょう。例えば、マンションが人通りの少ない場所や街灯がなく暗い場所に立地している場合は、侵入者に狙われやすいため注意しましょう。
また、商業施設や公園が近いマンションにも注意が必要です。にぎやかな場所に安心感を抱く方もいるかもしれませんが、多くの利用者がいる場所では、侵入者が身を隠して下見を行なっている可能性があるため気を付けなければなりません。
ポイント3.管理人や警備員がいるマンションを選ぶ
管理人や警備員が常駐するマンションは、オートロックや防犯カメラなどによる無人の監視よりも防犯性が高く、不審者の侵入を防げるため安心です。ベランダから侵入された場合でも、すぐに管理人や警備員に助けを求められる環境のため、一人暮らしでも安心感を持って生活できます。
オートロックや防犯カメラがあっても侵入されるリスクがあり、侵入に気付くのが遅れると被害が大きくなる可能性があるため、一人暮らしで不安な方は管理人などが常駐するマンションを選びましょう。
防犯対策を採り入れてマンションのセキュリティ強化を!
マンションを選ぶ際は、防犯対策を採り入れている物件を選ぶと安心です。しかし、防犯対策が備わっているマンションでも侵入されるケースがあるため、防犯意識を高めましょう。
マンション側の防犯対策に加えて、自身で実践できる対策を採り入れるとセキュリティを強化できます。特に、侵入経路になりやすいベランダには、マンション側の防犯対策が備わっていない場合があるため、自身で対策が必要です。
また、賃貸マンションの場合は、防犯対策を採り入れる際に管理会社の許可が必要なケースがあるため、確認をしてから行いましょう。
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Q&A
Q:防犯対策がされているマンションでも注意すべき点はありますか?
A:複数の防犯対策が備わっているマンションでも、侵入される可能性があるため防犯意識を高く持ちましょう。例えば、オートロックがあっても、ほかの住人と一緒に侵入される場合があります。自身でできる防犯対策も採り入れ、セキュリティを強化するのがおすすめです。
Q:セキュリティが高いマンションの選び方を教えてください。
A:マンション選びの際は、マンションの構造や周辺環境をチェックし、侵入されにくい物件を選びましょう。また、管理人や警備員が常駐するマンションを選ぶと、トラブル発生時にも対応してもらえる場合があるため安心して生活できます。
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